12月21日（木）中国太原理工大学研究者2名による来日特別講演会が開催されました。

2023.12.21 行事報告全般・附属施設等

　令和5年12月21日（木），理工学研究科では，本学の協定校である中国太原理工大学からHAO XIAOGANG（郝晓刚）教授とZHANG ZHONGLIN（张忠林）副教授を迎え，理工学部2号館第12講義室にて特別講演会を開催しました。
　太原理工大学では，中国の文科省にあたる行政部門からの支援を受け，弘前大学への研究者派遣を積極的に行っており，理工学研究科では客員研究員として8名受入れし，この度の講演会実施となりました。
　講演では，「カーボンニュートラルに向けた最新エネルギー技術」をテーマに掲げ，HAO XIAOGANG教授には，「Research Progress in Electrochemically Switched Ionic Membrane (ESIM) Separation Technology」と題し，高効率分離・回収技術の最新動向についてご紹介いただき，また，ZHANG ZHONGLIN副教授には、「Chemical process simulation and optimisation： Design and evaluation of a coal-based polygeneration system with carbon cycle」と題し，カーボンリサイクルおよび次世代石炭ガス化燃焼技術についてご説明いただきました。参加者は，この講演を通じて最新のエネルギー技術に触れ，貴重な知識を得ることができました。