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2022年6月11日(土)に吉澤篤先生の最終講義が行われました。

 2022年3月に退職された物質創成化学科の吉澤篤先生の最終講義(演題:分子が創り出す新しい世界)が,2022年6月11日(土)に弘前大学創立50周年記念会館みちのくホールで開催されました。Zoomによるリモート配信もされ,土曜日の開催ではありましたが学内外から210名を超える方にご参加いただきました。

 最終講義では,先生が通われていた京都大学,特に所属研究室の田伏先生との思い出や,働いていた日本鉱業株式会社(現 ENEOS(株))での液晶研究や同僚,知り合った研究者との交流,そして弘前大学着任後の管理運営業務や授業,研究室学生への厳しくも心温まる指導の様子など,冗談を交えつつ楽しくお話しくださいました。また,先生が長年従事してきた液晶の研究について,液晶ディスプレイや薬理活性への応用にも触れ,一般の人にも分かりやすく紹介されました。「先に生まれたから先生ではなく,先に生き生きとした姿を学生に見せるから先生」や「アモルファス いいかげんさが たまらない」など先生らしいとてもユニークな名言も残してくれました。最後に,研究室OBや国際連携本部,学長秘書室など,吉澤先生にお世話になった多くの方々から花束が贈られ,終始笑顔の絶えない最終講義は盛況の中幕を閉じました。

 

 

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