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　2021年2月1日，今年度をもって退職される，地球環境防災学科 野尻幸宏先生の最終講義が行われました。
　「気候変動という不都合な真実－21世紀をどう乗り切るか」という演題で，学生時代から国立研究所時代前半のご研究を簡単に紹介された後，気候変動の研究や弘前大学ご赴任後に学生と行ってきた研究についてご講演されました。なかでも，気候変動問題を真に理解するためには，科学的根拠の理解だけに留まらず，その影響や喫緊に必要な対策を直視する必要があることを強調されました。ご講義は，約170名が受講する教養教育科目「気候変動と現代社会」の最終回も兼ねており，TeamsとZoomを用いた2回線同時配信で大変盛況に行われました。終了後には，現地参加の研究室メンバーから花束が，また卒業生よりお祝いのお花が贈られました。