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【プレスリリース】渡辺 孝夫 教授(数物科学科(研究当時))らの共同研究成果「「トポロジー」と「対称性の破れ」の交差点 ――鉄系超伝導体における新たな量子状態の発見――」

【本件のポイント】

 

・鉄系超伝導体 FeSe1-xTex の一部組成において,超伝導転移とともにバルクで自発的な磁場が発生し,時間反転対称性の破れを伴う超伝導状態が実現することを明らかにしました。

・FeSe1-xTex はトポロジカル表面状態を持つことが知られており,時間反転対称性の破れた超伝導がトポロジカルな電子構造と共存することが直接示されたのは本研究が初めてです。

・本結果は,磁性トポロジカル絶縁体と相対する超伝導体を発見したものであり,今まで考えられていなかった新たなトポロジカル超伝導状態の可能性を示すものです。

 

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