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【プレスリリース】物質創成化学科 関 貴一 助教らの共同研究成果「大気中へのヨウ素放出経路の新たな環境化学的知見」

【発表のポイント】

 

・界面選択的な振動分光法とシミュレーションを組み合わせ,ヨウ化物イオンを含む水溶液表面の重水分子のOD基の配向と数を定量的に評価することに成功しました。

 

・定量的な評価によって,ヨウ化物イオンの水溶液の最表面は,ヨウ化物イオンではなく,三ヨウ化物イオンによって覆われていることを明らかにしました。

 

・無酸素・暗所条件下で,ヨウ化物イオンの三ヨウ化物イオンへの化学変換が示唆され,環境問題として注目を集めている大気中へのヨウ素放出経路の新たな知見が得られました。

 

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本研究成果は,米国化学会誌『Environmental Science & Technology』にオンライン掲載されました。(2024年2月14日)

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