【プレスリリース】浅田 秀樹 教授(数物科学科)が『宇宙はいかに始まったのか』に関する一般向け解説書を執筆
2024.06.11 報道数物科学科・大学院 数物科学コース全般・附属施設等
本件のポイント
- 執筆者 浅田秀樹(弘前大学大学院理工学研究科・教授,宇宙物理学研究センター・センター長)
- 国際研究グループが発表した『ナノヘルツ重力波』に関して,高校程度の予備知識で読める一般向けの解説書が大手出版社(講談社)から6月18日(火)に刊行決定。
- 著名研究者が執筆するブルーバックスシリーズを本学教員が2冊目の執筆。
本件の概要
「ブルーバックス」は,1963年に講談社が創刊した自然科学全般の話題を一般読者向けに解説するユニークな新書シリーズで,既に刊行物が2000点を超えています。2021年に(辞典類を除き)その執筆を本学で初めて担当した本学教員が,好評につき,2冊目を出版する運びとなりました。
本書とこれまでの類書との最大の違いは,昨年6月に国際研究グループが発表して世界に衝撃を与えた『ナノヘルツ重力波』という未知の現象を解説したことです。このまったく新しい観測と,巨大ブラックホールや宇宙はじめの急速膨張に関する理論を結びつけ,一般向けに解説を試みた本書は,類を見ません。
◇プレスリリース資料はこちら
ブルーバックス「宇宙はいかに始まったのか」の表紙(帯のコメント付き)
(講談社提供)