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【プレスリリース】物質創成化学科 関 貴一 助教らの共同研究成果「半導体ナノシートの「二硫化モリブデン」を自己組織化ペプチドで修飾した高感度なナノシート・バイオセンサーを開発」

【本件の要点】

 

  • 半導体ナノシートの二硫化モリブデンを,自己組織化ペプチドにより修飾した高感度なナノシート・バイオセンサーを開発。
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  • 新規に設計したペプチドは,ナノシート上で安定な単分子膜を自己組織化によって形成。簡便な方法で,ナノシートの本来の半導体特性を維持したまま生体分子と親和性がよい界面を作ることに成功。
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  • バイオセンサーの実証実験では,低濃度のタンパク質を高感度で検出することに成功。

◇詳細はこちら

 

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【用語説明(3)および(4)について誤りがございました。正しくは以下のとおりです。】

 

(3)二硫化モリブデン:化学記号でMoS2と表され,1個のモリブデン原子が2個の硫黄原子により上下からサンドイッチされたサブナノメートルレベルの薄いナノシート構造を形成する化合物。

 

(4)fM(フェムト・モラー):フェムトは10-15を示すので,1 fMは溶液1リットル当たりに含まれる分子の物質量が10-15モルであることを意味する。すなわち1 cc当たり60万個強の分子が含まれる濃度である。

 

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