峯田 才寛 准教授(機械科学科)の研究課題が,JST創発的研究支援事業における2024年度新規研究課題として採択されました。(2025年7月25日プレスリリース)
2025.07.31 研究成果機械科学科・大学院 機械科学コース
このたび,弘前大学大学院理工学研究科 峯田 才寛 准教授の下記研究課題が,JST創発的研究支援事業における2024年度新規研究課題として採択されました。(2025年7月25日プレスリリース)
「最も軽い構造用金属の力学多機能化」(古原パネル)
峯田 才寛 准教授(弘前大学大学院理工学研究科)
<研究提案の概要>
持続可能な社会の実現に向けて,従来の延長線上にない革新的な構造用金属材料の開発が求められています。本研究では,世界で最も軽い構造用金属材料であるMg-Li基合金をターゲットとし,マルチスケール組織制御を通じて多様な力学機能を発現させます。この研究により,過酷環境下でも真に機能する超軽量金属材料の設計指針を構築し,輸送機器や医療機器材料の分野における革新的な技術開発へと貢献します。
研究概要は下記のリンクからご覧ください(研究室HP)
https://sites.google.com/view/mineta-lab/forest
「創発的研究支援事業とは」(JSTホームページより)
本事業は,特定の課題や短期目標を設定せず,多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため,既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を,研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ長期的に支援します。また,創発を促進するため,支援期間中は異分野を含む多様な研究者同士が相互に触発し,切磋琢磨する「創発の場」を設けることで,破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指します。