『第26回青森県高等学校理数系課題研究発表会』が理工学部で開催されました。

 令和7年12月13日(土),理工学部を会場に『第26回青森県高等学校理数系課題研究発表会』が開催され,五所川原高校理数科1・2年生,三本木高校GSCクラス1・2年生,青森高校1・2年生,3校の校長及び関係教職員が来学しました。

 

 開会式後,数学・物理系,化学・生物・地学系,生物・化学系の3分科会に分かれて高校生たちの研究成果の発表が行われ,理工学研究科・農学生命科学部から教員6名が助言者として参加しました。

【第1分科会(数学・物理系)】

「できるだけ隙間のない物体の詰め方についての研究」/五所川原
「目指せ億万長者!人生攻略法!!」/三本木
「ペルチェ素子の最適な活用法」/青森
「超電導を使った免震構造について」/五所川原
「教科書を疑う!物理実験」/三本木
「螺旋型水車で小規模水力発電に挑む」/青森
「ハンドボールのゴールキーパーからのスローイングの要素と軌道の関係」/三本木
「硯を極めた男たち」/三本木

助言者/(理工学部)/別宮 耕一/久我 健太郎

 
 
 

【第2分科会(化学・生物・地学系)】

「魚の廃棄物から生分解性プラスチックの生成方法について」/五所川原
「PIXE による葉や土の分析」/三本木
「ゲーミング反応の利用」/青森
「ねばねば成分で水質浄化できるのか」/三本木
「堤川の水質について」/青森
「ポリグルタミン酸の濃度による消火効率」/三本木/p>

助言者/(理工学部)/太田 俊/呉羽 拓真

~担当助言者からのメッセージ/ 太田 俊 ~

7, 8年ぶりに参加させていただきました。研究のレベルが格段に向上しており,各校において,先輩から後輩へと知見を引き継いでいくことで,研究がどんどん精錬されていくことを実感しました。研究の原点はやはり「なぜ?」と思う一人一人の好奇心にあると思います。ぜひ今後も,様々なことに疑問を持ち,自分なりの答えを探し続けてほしいです。その積み重ねがみなさんの未来を切り拓くと信じています。
来年9月,弘前大学で「化学系学協会東北大会」という学会が開催されます。高校生によるポスター発表のコーナーもありますので,ぜひ今回の研究成果を発表してください。またお会いできることを楽しみにしています!!

 

 
 
 

【第3分科会(生物・化学系)】

「青森県の特産品に含まれるアントシアニンを用いて紫外線を遮断するには」/五所川原
「粘菌の山登り」/三本木
「クマムシの体長と蘇生の関係及び走性について」/青森
「カビから作る抗生物質」/五所川原
「植物の生育と匂いは関係があるか」/三本木
「沈水植物の光合成の極性」/青森
「植物由来成分を利用したりんご害虫防除」/五所川原
「雨天の大冒険!! in 三本木夢と生命の森」/三本木

助言者/(農学生命科学部)/濱田 茂樹/岩井 邦久

~担当助言者からのメッセージ/ 岩井 邦久 ~

発表した皆さん,指導の先生方,運営の皆さん,お疲れ様でした。活発な良い発表会でした。第3分科会は,身の周りの自然,生物,食物などを対象に高校生らしい発想・着眼点で課題が設定され,中には「なるほど」と唸らされる考察や「実用化」を感じさせる内容もありました。
一方,種々の制約で思うような結果が得られないチームもあったようですが,僕は失敗することも大事だと考えています。それは失敗の原因を突き詰めることが学びとなり,実験の原理等の理解が深まるからです。「なんだか良く分からないけど上手くできた」というのが一番困る。そういうときは何度か繰り返して再現性を試す必要があります。
ですから,良い結果が得られなかったチームはその原因を考え改善して再実験を行う,上手くいったチームはその結果を再現できるか,さらに実験を続ける。そこには,今回の活発な質疑応答でいただいた質問・意見や助言を参考にしてください。そして,今後の研究活動を通して皆さんがより高い科学的思考力を身につけることを期待しています。

 

 
 
 
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