2008-12-23
魔法塾、はじめました! : ロバート・アスプリン&ジョディ・リン・ナイ : ハヤカワ文庫FT
スキーヴくんのお話です, はい.
2008-12-20 記す
ドレスデンファイル2 狂った月: ジム・ブッチャー : ハヤカワ文庫FT
なるほどー.
ヘクセンヴォルフ, ウェアウルフ, ライカンスロープ, ルー・ガルー は, それぞれ別物らしい (笑).
あれ? パート1 読んでなかったっけ ?
2008-12-20 記す
天と地の守人 2 カンバル王国編 : 上橋菜穂子 : 偕成社
天と地の守人 1 ロタ王国編 : 上橋菜穂子 : 偕成社
三部作なのだけど, ポッシュ版は年内にはここまでなので記しておく.
いよいよクライマックスの新ヨゴ皇国編を待て !
今後, 単行本では出ている短編集がポッシュ版でも出ることを希望してみる.
2008-12-08 記す
捜査官ケイト 過去からの挨拶 : ローリー・キング : 集英社文庫
著者の二つのシリーズがであったら, というアイデアからの企画らしい.
その実体は, 現代のサンフランシスコでシャーロッキアンが被害者という設定.
しかしさらに, とある原稿が物語の鍵を握っており,
それが著者によるパスティーシュの作中作という豪華なおまけ !
2008-12-08 記す
エイリアン・テイスト : ウェン・スペンサー : ハヤカワ文庫SF
2008-11-22 記す
ライトジーンの遺産 : 神林長平 : ハヤカワ文庫JA
2008-11-22 記す
シンギュラリティ・スカイ : チャールズ・ストロス : ハヤカワ文庫SF
ドライブ感が売りのはずなのに, 途切れ途切れで読んでしまいました.
アナーキーなカーニバルによって改変された世界などはちょっと難解かも.
2008-11-22 記す
タイムマシン開発競争に挑んだ物理学者たち : ジェニー・ランドルズ : 日経BP社
なにかことさらに, 突拍子もない理論を展開する科学者がいると印象づけようとしているのか (何のために ?).
内容はごく普通に, 文学と相対論・量子論の話だ.
わざわざ「おおむね20世紀以降の物理学に関係すると認めがたい」部分を訳者が明示しているが, この指摘も, なんだかピントはずれで興醒め.
2008-11-22 記す
シャーロック・ホームズ、チベットへ行く : ジョン・H・ワトスン : 青弓社
いわゆる大空白時代のできごとを, ロンドンに帰還したホームズがワトスンに語り, 後にそれをまとめたとの形式をとる.
そこでホームズはダライ・ラマに会って, またそこで起きた事件を解決する.
でもちょっと気になったのは, 回想の場面でラサでホームズと協力関係にあった摂政のラブギューに対するホームズの, ある種冷淡な取扱い.
また, この本の著者についても謎が深まるが (笑), 訳書という形式の創作なのではないかと疑ってみる. その理由は p.192 の人名なのですが, どうでしょうね.
2008-09-05 記
数学ガール フェルマーの最終定理 : 結城浩 : ソフトバンククリエイティブ
これの続編なのだが (と書こうとしたら, 前の「数学ガール」はリストされていない...), こんどはフェルマーの最終定理が題材.
そこに至る道筋というか, 関連して必要な概念/ツールも丁寧に解説している.
2008-09-05 記
荒野のホームズ : スティーヴ・ホッケンスミス : ハヤカワミステリ
米西部にカウボーイの探偵登場. 時代としてはホームズが活躍したと同時代.
2008-09-05 記
容疑者xの献身 : 東野圭吾 : 文春文庫
ガリレオ・シリーズの長編.
すごいトリックだ, というのが第一の読後感だ.
で, 長編だけあって, 登場人物がかなり書き込まれている.
最後に一言, 純愛ものです.
2008-08-24
Self-Reference ENGINE : 円城塔 : 早川書房
なんだか不思議な賛辞を浴びてる長編.
歴史を改変しあうとは時間SFなのか (?), でも, 不思議な味の話だ.
2008-08-21
幽霊狩人 カーナッキの事件簿 : W.H.ホジスン : 創元推理文庫
オカルト+科学で怪奇現象に挑む, 名探偵ホームズの怪奇版とのこと.
しかし, オカルト界のルールが, 必ずしも読者に明らかではないので,
全体としてイマイチ感が残った.
2008-08-21 記す
シャーロックホームズの栄冠 : 北原尚彦 訳編 : 論創社
歴史的にも興味深いパロディーなどをも含む作品集.
2008-07-25 記す
蒼路の旅人 : 上橋菜穂子 : 偕成社
守人シリーズです. 偕成社ポッシュ軽装版で読んでます.
2008-07-25 記す
患者の眼 : デイヴィッド・ビリー : 文春文庫
コナンドイルの事件簿.
ホームズ誕生秘話ということで, ベル博士とドイルのコンビが事件に立ち向かう.
ドイルの回想として書かれているのだが, ドイルの思いの屈折してること,
そしてその体験をおもーく引きずっている.
というしかけも, シリーズの次回作以降で徐々に明らかになっていくのだろうと
期待される.
2008-07-25 記す
非線形科学 : 蔵本由紀 : 集英社新書
ここで非線形とは, 散逸構造, カオス, フラクタル などなど.
とても興味深い, と思わせるのに成功している.
2008-07-01 記
〈はかる〉科学―計・測・量・謀…はかるをめぐる12話 : 阪上孝 (編纂), 後藤武 (編纂) :中公新書
2008-07-01 記
進化の設計者 : 林 譲治 : ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
ID 説を彷彿とさせるタイトルだが, 内容は必ずしもそうではない.
2008-07-01 記
怪盗クイーンに月の砂漠を : はやみねかおる : 講談社青い鳥文庫
ピラミッドキャップの謎に迫る.
怪盗クイーン、仮面舞踏会にての続編, というか完結編か.
一部の完結のしかたには, 不満も感じるけど. まあ, いいか.
2008-06-04 記
神の守人 下 帰還編 : 上橋菜穂子 : 偕成社
神の守人 上 来訪編 : 上橋菜穂子 : 偕成社
虚空の旅人 : 上橋菜穂子 : 偕成社
夢の守人 : 上橋菜穂子 : 偕成社
闇の守人 : 上橋菜穂子 : 偕成社
精霊の守人 : 上橋菜穂子 : 偕成社
軽装版偕成社ポッシュ で読んでます. 早く次出ないかな. ていうか, 軽装版にするんじゃなかった ?!
2008-06-04 記
虚空の逆マトリクス : 森博嗣 : 講談社ノベルス
短編集
2008-04-13 記
赤緑黒白 : 森博嗣 : 講談社ノベルス
Vシリーズ最後.
2008-04-13 記
朽ちる散る落ちる : 森博嗣 : 講談社ノベルス
超音波研究所での事件の後日談として, 新たな謎が......
しかし, 仕掛けが大きすぎ ?!
2008-04-13 記
宇宙で一番美しい周期表入門 : 小谷太郎 : 青春新書
結局は, いくつかの元素に関するエピソード集.
2008-04-13 記
SF魂 : 小松左京 : 新潮新書
小松の SF 観が自伝的につづられている.
2008-04-13 記
だます心だまされる心 : 安斎育郎 : 岩波新書
2008-04-13 記
最高学府はバカだらけ : 石渡嶺司 : 光文社新書
まあアレの原因はひとつだけじゃなくて, それぞれの当事者がそれぞれに責を負うという主張と見た.
2008-04-13 記
2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? : ひろゆき(西村博之) : 扶桑社新書
非常に現実的なベタな話, ベタな視点だなと. まあ現状認識としては, アリかと.
2008-04-13 記
スーパーコンピューターを20万円で創る : 伊藤智義 : 集英社新書
GRAPE 開発の話.
2008-04-13 記
しんじぬ者は救われる : 香山リカ, 菊池誠 : かもがわ出版
スピリチュアルやニセ科学に関する悩ましい現状を語る.
2008-03-31
``環境問題のウソ''のウソ : 山本弘 : 楽工社
昨年話題になった, 武田邦彦著の``環境問題はなぜウソがまかり通るのか''と
続編の``同 2''について, 誤りを指摘した本.
``環ウソ''は, 私も読んでいて「へ〜」と思わされた本であるが,
本書によると, 騙されたわけだ(笑).
データや論理の細かい点まで気にして読まなかったからといえばそれまでだけど,
ちょっとだけ反省.
2008-03-31
予知夢 : 東野圭吾 : 文春文庫
探偵ガリレオ : 東野圭吾 : 文春文庫
例のドラマ(全く見てないけど)の原作らしい.
ドラマでは福山と柴咲の配役で, 不可解な事件を物理学助教授が解く, と聞けば,
一瞬トリックを思い出したのは, 私だけではありますまい.
で小説を読むと, こちらはこちらはギャグではないらしい. むしろ犀川創平か ?
ところで内容だけど, 連作短編の様相をなしているので, 個々の人物の描写が
簡単なのはしかたのないところか.
それでも主要登場人物については, エピソードを重ねるごとに, 徐々に明らかに
なってくるが.
で, ネタについては, 始めは不可解な現象を解き明かすエピソードだったのが,
しだいにオカルト現象(?)が対象のエピソードになってくるのが, ちょっと, ね.
それにつれて, 犯人自体は特に問題もなく捕まるのだけど,
オカルト的現象を科学的に解明することにより, 事件の構図が全く別のものになる,
というしかけは, けっこう斬新なのではないか. うむぅ.
そうは言っても, 二冊め末尾の``予知る''の終わり方は, この流れからはなんだか
釈然としない.
ただし, ホラー的な余韻の作品としては良いのだろうケドね,
でもそれはこのシリーズの色とは, 少し違う気がする.
幅を広げようというなら, それでもイイけど.
2008-03-30
超能力番組を10倍楽しむ本 : 山本弘 : 楽工社
健全な懐疑主義的に番組を見ると, 本当の(?)超能力なのかそうでないのか,
番組の作りが見えてきて...っていう話.
そこで落胆したり怒ったりではなく, 笑える要素として楽しんじゃおうということらしい.
2008-03-29
怪盗クイーン、仮面舞踏会にて : はやみねかおる : 講談社青い鳥文庫
ピラミッドキャップの謎の前編ということで, いったんは完結したようでいて,
実はまだまた続きがあるという. うぅ〜.
2008-03-28
アークエンジェル・プロトコル : ライダ・モアハウス : ハヤカワ文庫SF
SFとファンタジーとハードボイルドの上手なミックス.
2008-03-28
ハンニバル・ライジング : トマス・ハリス : 新潮文庫
例のハンニバル・レクターの生い立ちというか, そういうものです.
しかしキーワードが「和」とは, おそれいった.
解説にもあるのだが, 欧米のキリスト教的な思想背景とは異なりつつも,
一貫した美学を持つ体系として「和」が採用されたわけだ.
ある意味では喜ばしいのだが, 別な意味では,
やっぱり異質・異形なものとしてとらえられているのだなぁ, と.
2008-03-13
シャーロック・ホームズ メアリ女王の個人秘書殺人事件 : ケイレブ・カー : 学習研究社
数百年前の事件を解決するのではなく, 英国 (舞台はスコットランドだが) では
お馴染みの, 幽霊がからんだホリルードハウス宮殿での話.
2008-03-07 記す
ホームズ対フロイト : キース・オートリー : 光文社
別に二人が対決するわけじゃなくて, あるひとつのケースの,
二通りのアプローチということです.
ちなみにオリジナルのタイトルは ``The Case of Emily V.'' ということで,
医者にとってのケースは症例で, 探偵にとっては事件ですね.
2008-03-07 記す
女提督の凱旋 : D.ウェーバー : ハヤカワ文庫SF
ハリントンのシリーズ(8).
2008-01-xx
囚われの女提督 : D.ウェーバー : ハヤカワ文庫SF
ハリントンのシリーズ(7).
2008-01-21 記す
科学哲学の冒険 : 戸田山和久 : NHKブックス
副題に「サイエンスの目的と方法をさぐる」.
著者は「科学的実在論」の立場で, さらに「対象実在論 (介入実在論)」の立場と見た.
直感的には賛同できるのだけど, しかし, 量子力学に関与して擁護する立場としては,
独立性テーゼを認めるにはちょっと抵抗がある.
だって独立性テーゼって「観測していないときにも月は存在する」ってことでしょ ?!
2008-01-21 記す