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超分子相互作用を利用したナノグラフェンの自己組織化の論文がChemistryEuropeに掲載されました。

森口遥日君(当時:広島大学大学院先進理工系科学研究科化学プログラム博士前期課程2年)が進めていた主として水素結合を利用した超分子相互作用によるナノグラフェンの自己組織化の研究成果がChemistry Europeのflagship journalとして創刊されたChemistryEuropeに掲載が決まりました。森口君おめでとうございます。灰野先生にはお忙しいところ、様々なご助言を頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。

論文タイトル:Supramolecular Aggregates of Amide- and Urea-Functionalized Nanographene
著者:Haruka Moriguchi, Ryo Sekiya,* and Takeharu Haino*

2025年06月03日

灰野岳晴先生の還暦祝賀会がグランビア広島で開催されました。

灰野岳晴先生(広島大学大学院先進理工系科学研究科化学プログラム教授)の還暦祝賀会がグランビア広島で開催されました。灰野岳晴先生おめでとうございます。構造有機化学研究室の益々のご発展を祈念しております。とりまとめ役の平尾岳大先生(広島大学大学院先進理工系科学研究科化学プログラム准教授)にお礼申し上げます。

 

 

構造有機化学研究室出身の企業及びアカデミアの方々が多数出席し,灰野岳晴先生の還暦を祝いました。同時に,構造有機化学研究室の同窓会が開催され,それぞれの近況が報告されました。

2025年03月07日

卒業研究発表会が開催されました。

2月28日と3月1日に理工学部物質創成化学科の卒業研究発表会が開催されました。物資化学研究室では学部四年生が在籍していませんので、参加のみです。

2025年03月03日

修士論文審査会(広島大学)が開催され,井上翔一朗君と森口遥日君が研究成果を発表しました。

2月12日と13日に修士論文審査会(広島大学)が開催されました。井上翔一朗君と森口遥日君(共に先進理工系科学研究科化学プログラム博士前期課程2年)が研究成果を発表しました。2年間及び3年間の研究お疲れさまでした。井上翔一朗君と森口遥日君の研究成果は以下の学術雑誌に公表されました。

井上翔一朗君:Conformation Regulation of Trisresorcinarene Directed by Cavity Solvation, Chem. Eur. J., 2024, 30, e202402922 (Front Cover)

森口遥日君:Chirality Generation on Carbon Nanosheets by Chemical Modification, Nanoscale, 2025, 17, 774-787 (Review); Substituent-Induced Supramolecular Aggregates of Edge Functionalized Nanographenes, Small, 2023, 19, 2207475.

2025年02月12日

構造有機化学研究室の森口遥日君が物質化学研究室に来てくれました。ありがとうございました!

広島大学の構造有機化学研究室の森口遥日君が物質化学研究室に滞在し,学術論文などの打合せをしました。それ以外の時間に研究の進め方や研究室での過ごし方など様々なことを卒研生に教授してくれました。上級生のいない第一期生にとって大きな励みになったと思います。有難うございました。また広島~青森間の飛行機での長距離の移動お疲れ様でした。お忙しい中,森口君を送り出して頂きました灰野岳晴先生にお礼申し上げます。

2024年11月28日

Top-down法により得られるナノグラフェンのキラル誘導を扱った論文がNanoscaleに掲載されました。

ナノグラフェンのキラル誘導に関する最近の研究成果と問題点などまとめた論文がNanoscaleに掲載されました。執筆にあたって灰野岳晴先生(広島大学大学院先進理工系科学研究科教授),有村咲紀さん(当時:広島大学大学院先進理工系科学研究科博士前期課程2年),森口遥日君(現:広島大学大学院先進理工系科学研究科博士前期課程2年)にご尽力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

論文タイトル:Chirality Generation on Carbon Nanosheets by Chemical Modification

著者:Ryo Sekiya,* Saki Arimura, Haruka Moriguchi, and Takeharu Haino*

2024年11月16日

Trisresorcinareneのconformation解析の論文がChem.Eur.J.のFront Coverに選定されました。

下山大輔先生(当時:広島大学大学院理学研究科博士後期課程3年・日本学術振興会博士特別研究員DC2,現:東京都立大学理学部化学科助教)と井上翔一朗君(広島大学大学院理学研究科博士前期課程2年)が進めていたtrisresorcinareneの溶液中でのコンフォメーション解析の論文がChem. Eur. J.のFront Coverに選定されました。おめでとうございます。

2024年11月15日

官能基変換によるナノグラフェンの電子構造への影響に関する研究成果がChemPhysChemに掲載されました。

灰野岳晴先生(広島大学大学院先進理工系科学研究科教授)と共同で進めていた,密度汎関数法を用いたナノグラフェンのエッジ上に存在するカルボキシ基の官能変換によるナノグラフェンの電子構造への影響に関する研究成果がChemPhysChemに掲載されました。灰野岳晴先生には大変お忙しい中,様々なコメントを頂きました。お礼申し上げます。

論文タイトル:Assessment of Edge Modification of Nanographene
著者:Ryo Sekiya* and Takeharu Haino*

2024年10月10日

4名の学生が物質化学研究室に配属されました。

4名の学生が物質化学研究室に配属されました。第一期生となります。広島大学の構造有機化学研究室(2013年3月~)から通算で第十二期となります。

物質創成化学科 三年 池田 蒼登
物質創成化学科 三年 中村 まゆ
物質創成化学科 三年 宮崎 香
物質創成化学科 三年 山口 隼

2024年09月26日

小林啓二先生(東京大学名誉教授)を囲む会と真崎康博先生(北里大学名誉教授)の定年退職を祝う会が開催されました。

小林啓二先生(東京大学名誉教授)を囲む会がルベソンベール駒場で開催されました。また小林研究室出身(当時助手)であった真崎康博先生(北里大学名誉教授)の定年退職を祝う会も同時に開催されました。小林研究室出身のOBOGが久しぶりに駒場Iキャンパスに集合し,近況を報告しました。


小林先生、お元気な姿を拝見できてうれしく思います。真崎先生、定年退職お祝い申し上げます。長い間お疲れ様でした。ご退職後もさらなるご活躍をお祈りしております。お忙しい中、取りまとめ役や会場の予約などを担当されました高橋一志先生(神戸大学大学院理学研究科化学専攻)と秋田素子先生(城西大学理学部化学科)にお礼申し上げます。


追記(10月21日)

小林啓二先生より駒場Iキャンパスの写真を提供して頂きました(HPの写真が貧弱ですみません)。お心遣いありがとうございます。左からルベソンベール駒場,小林研究室があった16号館,駒場Iキャンパスです。小林研究室は16号館5階にありました。小林研究室の隣には村田研究室があり,向かい側には尾中研究室がありました。4階には錦織研究室や下井研究室,そして黒田研究室がありました。黒田玲子先生は中部大学で現在もご活躍中です。

2024年09月14日

第34回基礎有機化学討論会に参加しました。

札幌コンベンションセンターで開催された第34回基礎有機化学討論会に参加しました。広島大学大学院先進理工系科学研究科の森口遥日君がポスター発表を行いました。

2024年09月11日

Trisresorcinareneの溶液中のconformation解析の論文がChem. Eur. J.に掲載されました。

下山大輔先生(当時:広島大学大学院理学研究科博士後期課程3年・日本学術振興会博士特別研究員DC2,現:東京都立大学理学部化学科助教),井上翔一朗君(広島大学大学院先進理工系科学研究科博士前期課程2年)と進めていた、trisresorcinareneの溶液中でのコンフォメーション解析の研究成果がChem. Eur. J.に掲載されました。久野尚之先生(広島大学大学院先進理工系科学研究科助教)と楯真一先生(広島大学大学院統合生命科学研究科教授)におかれましては,NMRの解析を含め,様々な点でお忙しい中ご尽力いただきました。お礼申し上げます。
論文タイトル:Conformation Regulation of Trisresorcinarene Directed by Cavity Solvation
著者:Daisuke Shimoyama,† Ryo Sekiya,† Shoichiro Inoue, Naoyuki Hisano, Shin-ichi Tate, and Takeharu Haino*

2024年08月31日

Hemicarcerandのコンフォメーション変化を利用したゲスト交換に関する研究成果がChem.Commun.に掲載されました。

原田健太郎君(当時:博士後期課程3年・日本学術振興会博士特別研究員DC1)と小野雄大君(現:広島大学WPI-SKCM2博士研究員)が進めていた、hemicarcerandの金属配位および脱配位に伴うコンフォメーション変化によるゲスト交換に関する研究成果がChem. Commun.に掲載されました。

論文タイトル:Selective Encapsulation of Carboxylic Acid Dimers within a Size-regulable Resorcinarene-based Hemicarcerand

著者:Kentaro Harada, Yudai Ono, Ryo Sekiya, and Takeharu Haino*

2024年05月31日

物質化学研究室が発足しました。

谷が広島大学大学院先進理工系科学研究科化学プログラム構造有機化学(灰野)研究室から弘前大学理工学部物質創成化学科に異動し、物質化学研究室を立ち上げました。灰野教授をはじめ,構造有機化学研究室のスタッフである平尾准教授と久野助教,そしてこれまでのメンバーに感謝申し上げます。


広島大学理学部C棟312実験室の最後のメンバー。長年に渡りありがとうございました。

2024年05月01日