東京大学 駒場Iキャンパスで開催されたホストゲスト超分子化学シンポジウム(会期:令和7年6月7日ー8日)に参加しました。


国立大学法人弘前大学 理工学部 物質創成化学科
森口遥日君(当時:広島大学大学院先進理工系科学研究科化学プログラム博士前期課程2年)が進めていた主として水素結合を利用した超分子相互作用によるナノグラフェンの自己組織化の研究成果がChemistry Europeのflagship journalとして創刊されたChemistryEuropeに掲載が決まりました。森口君おめでとうございます。灰野先生にはお忙しいところ、様々なご助言を頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。
論文タイトル:Supramolecular Aggregates of Amide- and Urea-Functionalized Nanographene
著者:Haruka Moriguchi, Ryo Sekiya,* and Takeharu Haino*
令和七年度弘前大学・同大学院入学式が開催されました。入学および進学おめでとうございます。
令和6年度の弘前大学卒業式・学位記授与式が開催されました。物質化学研究室は修了生はいませんが,卒業・課程修了の皆さんおめでとうございます。
2月28日と3月1日に理工学部物質創成化学科の卒業研究発表会が開催されました。物資化学研究室では学部四年生が在籍していませんので、参加のみです。
2月13日と14日に理工学研究科物質創成化学コースの修士論文発表会が開催されました。物質化学研究室は現在博士前期課程の学生が在籍していませんので、参加のみです。
2月12日と13日に修士論文審査会(広島大学)が開催されました。井上翔一朗君と森口遥日君(共に先進理工系科学研究科化学プログラム博士前期課程2年)が研究成果を発表しました。2年間及び3年間の研究お疲れさまでした。井上翔一朗君と森口遥日君の研究成果は以下の学術雑誌に公表されました。
井上翔一朗君:Conformation Regulation of Trisresorcinarene Directed by Cavity Solvation, Chem. Eur. J., 2024, 30, e202402922 (Front Cover)
森口遥日君:Chirality Generation on Carbon Nanosheets by Chemical Modification, Nanoscale, 2025, 17, 774-787 (Review); Substituent-Induced Supramolecular Aggregates of Edge Functionalized Nanographenes, Small, 2023, 19, 2207475.
東京ビッグサイトで開催された国際ナノテクノロジー総合展・技術会議 Nanotech2025(会期:2025年1月29-31日)に参加しました。
弘前大学からの案内はこちら。
当研究室の池田蒼登君と山口隼君が令和6年度岩谷元彰弘前大学育英基金に採用されました。おめでとうございます!
授与式の様子はこちら。
ナノグラフェンのキラル誘導に関する最近の研究成果と問題点などまとめた論文がNanoscaleに掲載されました。執筆にあたって灰野岳晴先生(広島大学大学院先進理工系科学研究科教授),有村咲紀さん(当時:広島大学大学院先進理工系科学研究科博士前期課程2年),森口遥日君(現:広島大学大学院先進理工系科学研究科博士前期課程2年)にご尽力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
論文タイトル:Chirality Generation on Carbon Nanosheets by Chemical Modification
著者:Ryo Sekiya,* Saki Arimura, Haruka Moriguchi, and Takeharu Haino*
森口遥日君(広島大学大学院理学研究科博士前期課程2年)が高分子学会中国四国支部長賞を受賞しました。おめでとうございます!
発表タイトル:水素結合を駆動力とするナノグラフェンの自己集合構造の構築
森口遥日・関谷亮・灰野岳晴
日本分光製の蛍光光度計(FP-8550)+ペルチェ式温度コントローラーが設置されました。これにより研究室の実験設備と測定機器の配備がほぼ完了しました。
小林啓二先生(東京大学名誉教授)より,駒場Iキャンパスの写真を提供して頂きました。提供して頂いた写真は小林先生を囲む会の記事に追加しました。
灰野岳晴先生(広島大学大学院先進理工系科学研究科教授)と共同で進めていた,密度汎関数法を用いたナノグラフェンのエッジ上に存在するカルボキシ基の官能変換によるナノグラフェンの電子構造への影響に関する研究成果がChemPhysChemに掲載されました。灰野岳晴先生には大変お忙しい中,様々なコメントを頂きました。お礼申し上げます。
論文タイトル:Assessment of Edge Modification of Nanographene
著者:Ryo Sekiya* and Takeharu Haino*
ホームページを改訂しました。リンク先に主要な学術論文誌と学会を追加しました。
4名の学生が物質化学研究室に配属されました。第一期生となります。広島大学の構造有機化学研究室(2013年3月~)から通算で第十二期となります。
物質創成化学科 三年 池田 蒼登
物質創成化学科 三年 中村 まゆ
物質創成化学科 三年 宮崎 香
物質創成化学科 三年 山口 隼
小林啓二先生(東京大学名誉教授)を囲む会がルベソンベール駒場で開催されました。また小林研究室出身(当時助手)であった真崎康博先生(北里大学名誉教授)の定年退職を祝う会も同時に開催されました。小林研究室出身のOBOGが久しぶりに駒場Iキャンパスに集合し,近況を報告しました。
小林先生、お元気な姿を拝見できてうれしく思います。真崎先生、定年退職お祝い申し上げます。長い間お疲れ様でした。ご退職後もさらなるご活躍をお祈りしております。お忙しい中、取りまとめ役や会場の予約などを担当されました高橋一志先生(神戸大学大学院理学研究科化学専攻)と秋田素子先生(城西大学理学部化学科)にお礼申し上げます。
追記(10月21日)
小林啓二先生より駒場Iキャンパスの写真を提供して頂きました(HPの写真が貧弱ですみません)。お心遣いありがとうございます。左からルベソンベール駒場,小林研究室があった16号館,駒場Iキャンパスです。小林研究室は16号館5階にありました。小林研究室の隣には村田研究室があり,向かい側には尾中研究室がありました。4階には錦織研究室や下井研究室,そして黒田研究室がありました。黒田玲子先生は中部大学で現在もご活躍中です。
下山大輔先生(当時:広島大学大学院理学研究科博士後期課程3年・日本学術振興会博士特別研究員DC2,現:東京都立大学理学部化学科助教),井上翔一朗君(広島大学大学院先進理工系科学研究科博士前期課程2年)と進めていた、trisresorcinareneの溶液中でのコンフォメーション解析の研究成果がChem.
Eur. J.に掲載されました。久野尚之先生(広島大学大学院先進理工系科学研究科助教)と楯真一先生(広島大学大学院統合生命科学研究科教授)におかれましては,NMRの解析を含め,様々な点でお忙しい中ご尽力いただきました。お礼申し上げます。
論文タイトル:Conformation Regulation of Trisresorcinarene Directed by Cavity
Solvation
著者:Daisuke Shimoyama,† Ryo Sekiya,† Shoichiro Inoue, Naoyuki Hisano, Shin-ichi
Tate, and Takeharu Haino*
物質化学研究室の研究機器を更新しました。その他の機器は順次更新していきます。
原田健太郎君(当時:博士後期課程3年・日本学術振興会博士特別研究員DC1)と小野雄大君(現:広島大学WPI-SKCM2博士研究員)が進めていた、hemicarcerandの金属配位および脱配位に伴うコンフォメーション変化によるゲスト交換に関する研究成果がChem. Commun.に掲載されました。
論文タイトル:Selective Encapsulation of Carboxylic Acid Dimers within a Size-regulable Resorcinarene-based Hemicarcerand
著者:Kentaro Harada, Yudai Ono, Ryo Sekiya, and Takeharu Haino*
研究内容と掲載済み論文,そして学会発表を追加しました。
広島大学大学院先進理工系科学研究科化学プログラムの構造有機化学(灰野)研究室と相互Linkさせていただきました。
物質化学研究室のホームページを立ち上げました。