第一原理計算を用いたPdナノ粒子のナノグラフェン表面に対する吸着の位置選択性に関する研究成果がChemPhysChemに掲載されました。

山崎祥平先生(本学理工学研究科物質創成化学コース准教授)と共同で進めていた,第一原理計算を用いたPdナノ粒子のナノグラフェン表面に対する吸着の位置選択性に関する研究成果がChemPhysChemに掲載されました。有機溶媒中でin situで形成されたPdナノ粒子が脂溶性ナノグラフェンの表面に吸着し,Suzuki-Miyauraクロスカップリングの触媒として機能することを報告しましたが(Angew. Chem. Int. Ed., 2022, 61, e202205514),ナノグラフェン表面のどの位置に選択的に吸着されるか分かっていませんでした。第一原理計算を用いた解析より,Pdナノ粒子はエッジ部分や表面の酸化された部分の近傍に吸着されやすいことが分かりました。また表面に吸着された金属Pdは表面上で移動できる可能性があることを示唆する成果も得られました。

論文タイトル:Computational Studies on A Palladium Atom Adsorption on the Surface of Edge-Modified Nanographenes
著者:Shohei Yamazaki* and Ryo Sekiya*
本研究は次世代重点研究の援助を受けています。

2026年08月07日