フラックス野郎&お嬢の会 (石田編)
フラックス野郎&お嬢の会は、
地表面FLUX(顕熱、潜熱、炭酸ガス)を可能な限り正確に計測しようとする
ボトムアップ型任意団体である。
メンバーの興味対象は乱流そのものをはじめ、異なるメーカ観測機器の相互比較、
Footprint(測定されたFLUXはどの地表面からやって来たのか)、
Imbalance (野外観測された顕熱 + 潜熱 < 放射収支 + 地中伝導熱) 問題、
渦相関法の補正やそれ以外のFLUX見積もり方法
(バルク法、傾度法、バンドパスコヴァリアンス法、分散法、
人工衛星のデータを用いる方法...) などにある。
母体の「フラックス野郎の会」命名は、
元東北大の後藤順也氏。現在は女性が加入している。
これらのデータをご使用の際はご一報下さい。
[News]
- フラックス野郎の会 会合が2005年2月26日午後に京大防災研で行なわれる予定です。
- CAPS2002,2003の総括として、
防災研の研究報告が樋口さん@名大HyARC より提出されました。
- 「2001年筑波大学陸域環境センター(TERC)における乱流計測機集中観測:
機器比較と校正による誤差の解析」(水文・水資源学会誌, 17, 43-60.)
がやっと日の目を見ました。
[ToDo]
2003年
- 概要
- 目的: 昨年に引き続き、もっと細かい配置で乱流構造を見る。
- 2004年2月21日にDPRIで行われた琵琶プロ研究集会で発表した資料
-
FTP Master (樋口さんサーバ)
2002年
-
京都大学防災研究所共同研究
(琵琶湖プロジェクト、その他プロジェクトととも連携)
[PI:
樋口篤志 氏@名古屋大]
- 概要:
- 目的:
現在まで数値モデル等で一様と仮定されていた地表面において、
多数の乱流計測機を展開しfluxの時空間分布を把握する。
本年は予備観測の位置づけ。
- 観測サイトの調査
- 観測サイト: 滋賀県伊香郡高月町井口の水田地帯
[地図(png |
jpeg |
PDF)]
[拡大地図(png |
jpeg |
PDF)]
[詳細図(png |
jpeg |
PDF)]
[広域地図(PDF |
PostScript)]
※ 機材配置図などは樋口さんのページをご覧下さい。
琵琶湖北東岸、東西に低い山があり南(琵琶湖側)に開けた平地。
湖風は南から入ってくるものと思われる。
これらの地図の作図には
国土地理院の数値地図50mメッシュ(日本II)を利用しています。
- 観測期間(準備・撤収含む): 11月09-22日
- 観測機材: 乱流測器(SAT)16台、水蒸気変動計4台、シンチロメータ4台、
ドップラーソーダ-2台、GPSゾンデ1台etc
- 2004年2月21日にDPRIで行われた琵琶プロ研究集会で発表した資料
2001年
2000年
Links:
石田の頁へ
連絡先:
ishida@cc.hirosaki-u.ac.jp