FE2002-IOP @ Lake BIWA
古い内容は下方にあります
観測データ
- スーパーサイト(C1: 黒, C2: 赤, C4: 緑, C5: 黄)の放射・地中伝導熱 (5分平均値)
- 短波放射(日射量) S:
左下は C2 サイトを基準にした場合の関係式、
右下は各サイトのアルベド。
- 曇った日が多かったので、日射量が200-600(W/m^2)程度でサイトご
とに値がばらつく。左下図で600(W/m^2)を越えた辺りにデータが
集中しているところがあり、ここを目安にすると C2 に対して
C1: +5%, C4: -2.5%, C5: +2.5% となっているので、校正係数が
最大 7.5% 程度ずれている可能性がある。
- アルベドは、C1 >= C5 > C2 > C4 で、C1, C5 は稲藁が多く or
乾いており、C4 は湿っていた影響がこの違いに現れた。
- 長波放射(赤外放射量) L・地表面温度 Ts:
L(up) は単純に計測された上向きの長波放射量。
地表面温度 Ts は松島さんに合わせε=0.98として、
Ts = [{ Lup - (1-ε)Ldown }/εσ]^0.25 で算出(次の図でも利用)。
左下は C2 サイトを基準にした場合の L(down) の関係式、
右中段は C2 サイトを基準にした場合の L(up) の関係式、
右下は C2 サイトを基準にした地表面温度の関係式。
- 大雑把に見て、L(down) の差は最大(C5-C1)で50(W/m^2)
程度あった(ので何とか補正したい)。
- L(up)は、機差がなければサイト間で10(W/m^2)程度の差しかない。
- Ts は C5 > C2(日中はC1の方が大きい) > C1 > C4。
- 地中伝導熱 G・有効エネルギー(Rn-G)・
地表面温度 Ts:
C5 では地中伝導熱を2点(G1, G2)で計測。
- G を大雑把に見て、熱伝導性は C4 > C1 >= C5(G2) > C2 > C5(G1)。
(アルベドの逆関係と違うのは埋め方の違い?)
サイト間で50-100(W/m^2)ずれることもある。
- Ts はC1, C2, C5 では位相差がないが、C4 では最高温度の位
相が遅れる。これは、C4 が湿っていたためと思われる。
観測メモ
準備資料
参加者情報
参加予定者は要チェック!
田中賢治さん作成 ver.2002.11.09.
SATについて
田中広樹さん案
- プローブ中心の設置目標高度を、その地点の地面から高さ250センチとする。
- ポールは、その地点の地面から200センチの高さで設置する。(標準ポール)
- 必要のある箇所は、ポールの長さを調節する。
(S1は約230センチ。S2は約260センチ)
- ポール長変更希望の場合は、11/1までに連絡する。
- あとは、各自の責任で現場等でムニャムニャ250センチに合わせるように努力する。
太字は台座から鉛直プローブ中心までの高低差
シンチロりん's
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隊員におたより