教員・研究紹介-多様系熱流体工学分野

教授 ・ 城田 農 (SHIROTA, Minori)

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専門分野 混相流体工学、流体可視化計測

研究紹介

 液滴や気泡、粒子を含む流れの計測と力学解明、そして医療技術への応用を、私たちは研究しています。呼吸器系疾患治療器具であるネブライザーは、霧状の微小な液滴へと分裂させた液体薬剤を、経口吸入により目的組織へと輸送し沈着させます。また、超音波診断や治療では、血管に注入された赤血球ほどの大きさの微細な気泡の超音波照射による非線形振動を利用する技術が、開発されています。私たちは、このような混相流を実験とコンピューターシミュレーションにより研究しています。

教授 ・ 鳥飼 宏之 (TORIKAI, Hiroyuki)

Eメール torikai[at]hirosaki-u.ac.jp
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専門分野 消火の科学技術、燃焼工学

研究紹介

 火災から社会をそして人命を守るためには、火を迅速に、そして簡単に、更にクリーンに消火することができる科学・技術が必要です。鳥飼研究室では、流体力学、伝熱工学そして燃焼科学を基礎にして爆薬、シャボン玉、渦輪、ゴム風船、氷カプセル、液体窒素などを用いた新しい独自の消火法の研究・開発に取り組んでいます。

准教授 ・ 岡部 孝裕 (OKABE, Takahiro)

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専門分野 伝熱工学、熱流体工学、生体熱工学、熱物性計測

研究紹介

私たちは新たな熱流体計測法の開発による複雑熱流動現象の解明と医療・工業技術への応用を目指しています.
特に,融解や凝固,沸騰,蒸発など「相変化」を含む熱流動現象や生体内伝熱現象に着目しています.
また,医工連携や産学連携,異分野融合を積極的に進めています.

准教授 ・ 山崎 拓也 (YAMAZAKI Takuya)

Eメール takuya[at]hirosaki-u.ac.jp
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専門分野 火災科学、燃焼工学

研究紹介

身近に使用されている紙や布などの繊維素材、木材やポリウレタンフォームなどの多孔質材料は、二通りの燃え方が存在します。一つは炎を上げて燃え進む燃え方、もう一つは線香やたばこのように炎が出ない燃え方です。この2つの燃え方を分かつ要因は何でしょうか?輸送現象と化学反応の両方の観点から燃え方を決める要因の解明に挑戦しています。

助教 ・ 宮川 泰明 (MIYAGAWA, Taimei)

Eメール miyagawa[at]hirosaki-u.ac.jp
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専門分野 計算生体力学、数値流体力学

研究紹介

消化管内での食物の流動、血流など、生体内には様々な流れが存在し、重要な役割を担っています。我々は、数値シミュレーションを用いてこれらの流れを解析し、生体現象を理解しようとしています。例えば、胃・腸内の食物の流れを解析し、消化不良のメカニズム解明を目指しています。

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