研究業績

  • 査読付き論文
  • 報告書・ 著書等
  • 一般論文・シ ンポジウム講演資料など
  • 学 会大会等での口頭発表(最近のもの)


  • 査読付き論文リスト

    田中 浩平,津野 靖士,山中 浩明,地元 考輔, 片岡 俊一:Small-Titan CCHG観測点における2011年東北地方太平洋沖地震の強震記録に見られた地盤増幅特性,日本地震工学会論文集 Vol. 16(2016) No. 4,126-141,2016年3月31日.

    片岡俊一:青森県内に展開した臨時観測点で観測された2011年東北地方太平洋沖地震の地震動,日本地震工学会論文集 Vol. 16(2016) No. 4,215-231,2016年3月31日.

    青森県内外に臨時地震観測点を展開していますが,2011年東北地方太平洋沖地震の際には、4地域にあった6台の強震計で地震動記録が得られました。この 報告では、地震動記録を紹介するとともに、著者らが推定した観測地点の地下構造や、観測目的に関連した事項を記しています。

    岡田 敬一,片岡 俊一:2ヶ所に設置したセンサによる地震記録を用いた建物全層応答推定手法の適用,日本地震工学会論文集 Vol. 16(2016) No. 3,94-113,2016年3月.

    Koiwa Naoto, Mio Kasai, Shunichi Kataoka, and Takahiro Isono, Examination of relation with tsunami behavior reconstructed from on-site sequence photographs, topography, and sedimentary deposits from the 2011 Tohoku-oki tsunami on the Kamikita Plain, Japan, Marine Geology, 2014, DOI: 10.1016/j.margeo.2014.08.009

    Kataoka Shunichi, Non-linear amplification characteristics during earthquakes at K-NET AOM007, Minamidori, 10th National Conference on Earthquake Enigeering, 2014, DOI: 10.4231/D3GQ6R31X

    岡田敬一,白石理人,片岡俊一: 変位記憶型センサによる構造モニタリングシステムの開発と実建物への適用と検証,日本建築学会技術報告集,第20巻,第44号,61-66,2014年2月.

    Hiroyuki Goto, Yoshiya HATA, Yasuko Kuwata, Hidekazu Yamamoto, Hotoshi Morikawa, and Shunichi Kataoka, Earthquake source and ground motion characteristics in eastern Japan during the 2011 the off the Pacific coast of Tohoku earthquake, Journal of JSCE, vol.1 329-342, 329-342, 2013. Special topics - 2011 Great East Japan Earthquake (Invited paper).

    2011年東北地方太平洋沖地震の地震および東日本で観測された強震動に関する総合的なレビューです.さらに,地震動が観測されていない被害地点の地震動を予想した結果についても触れています.

    Hemanta Hazarika, Kiyonobu Kasama, Daisuke Suetsugu, Shunichi Kataoka, and Noriyuki Yasufuku: Damage to Geotechnical Structures in Waterfront Areas of Northern Tohoku Due to the March 11, 2011 Tsunami Disaster, Indian Geotech J, Indian Geotechnical Society, 2012, DOI 10.1007/s40098-012-0021-7.

     Motoki Kazama, Shunichi Kataoka, Ryosuke Uzuoka:  Volcanic mountain area disaster caused by the Iwate–Miyagi Nairiku
    Earthquake of 2008, Japan, Soils and Foundations 2012; 52(1): 168–184.  doi:10.1016/j.sandf.2012.01.003
    ハザリカ・へマンタ,片岡 俊一,笠間 清伸,金子 賢治,末次 大輔:青森県・岩手県北部における地震と津波による複合地盤災害,地盤工学ジャーナル  Vol.7,No.1,13-23,2011.

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    片岡俊一,2008年岩手・宮城内陸地震の際に宮城県仙北平野で観測されたやや長周期地震動の特徴,日本地震工学会論文集,第11巻,第5号,17- 27,2011.

    2008 年岩手・宮城内陸地震の際に、宮城県仙北平野で観測された地震動はやや長周期帯域の成分に富んだものであった。この論文では、まずこの周期帯域における地 震動強さは既往最大程度であることを示した。ついで今回の地震動は平野の地下構造を反映した盆地生成表面波で構成されている可能性が高いことを次の事柄の 検討を通して示した。

    早川 崇,片岡俊一,宮腰淳一,佐藤俊明,横 田治彦: 1924年丹沢地震(Mj7.3)の震源断層モデルの推定と首都圏の強震動,日本建築学会構造系論 文集,No.650,723-730,2010年4 月.

    1923 年関東地震の最大余震の一つである丹沢付近で起きた地震(1924年1月15日,丹沢地震)の震源断層モデルを東京本郷の地震動記録が説明つくように作成 した.さらに,この震源断層モデルを用いて,首都圏の地震動を推定した.その結果,地震動はそれほど大きくなく,神奈川県西部を除けば,設計用スペクトル 以下であることが分かった.
     

    片岡俊一,境茂樹,栗田勝美,神原浩,山村一繁,安井健治:建築物における強震観測の現状調査,日本建築学会技術報告集,第16巻, 第 32号,87-90,2010.02

    地震計が設置されている建物の状況を把握するために,2002年から2008年までの年次学術講演会梗概集を調査した.その結果,140の発表があり,地 震計が取り付けられていると発表された建物の数は119であった.この調査の主要な結果として次のことが言える.1)この発表数は,以前に行われた同種の 調査結果よりも多い.2)5階建て以下の建物が全体の3分の1を占める.3)木造住宅についての報告もいくらかはある.4)地震計が取り付けられた建物の 多くは大都市圏にある.
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    神山眞,松川忠司,片岡俊一:アレー強震観測システムを利用したローカルサイト増幅に関する研究,土木学会地震工学論文集,第30巻, 38-51, 2009



    片岡俊一,山本博昭:地震動記録に基づく青森県内の強震観測点のサイト増幅度,日本地震工学会論文集,第7巻,第2号(特集号), 110-129,2007

    本研究では,青森県東方沖の地震を対象に,KiK-net の地中観測点の記録を回帰分析し,その値を基準に震度情報ネットワーク、K-NET、KiK-net の地表観測点の地震動指標(最大加速度、計測震度)がどの程度増幅されているかを求めた.得られた結果に対する統計的評価を行い,さらに実測値との比較, 1994 年三陸はるか沖地震の際のアンケート震度との比較を行った.これらを通して,本研究で得られた増幅度の妥当性を示した.



    片岡俊一,市村強,菊地俊紀:近接したK-NET観測記録から見た青森県震度情報ネットワークの計測震度の特徴,第28回地震工学研究 発表会論文集,C00086.pdf,2005.

    最近,震度計の設置状況の不適切さが指摘されているが,それを実測例で確認した例は多くはない.そこで,震度計がK-NETの比較的近傍に設置されている 地点を対象に,両者の地震動記録を計測震度の差という観点から検討した.具体的には,震度差とスペクトル比(震度計/強震計)を求めた.震度差は11地点 で比較したが,スペクトル比が比較できたのは5地点であり,2あるいは3地震のみであった.スペクトル比の形状は地点,地震によらず概略同じであった.つ まり,0〜4Hzの範囲では大凡1であり,途中4〜5Hz付近で一度ピークがあり,それ以降は1より小さくなる.震度計の方が震度が大きい場合には,小さ い場合に比べ4〜5Hz付近のピークが大きかった.最後に,スペクトル比と震度差の関係を求めた.一方で,このスペクトル形状に及ぼす震度計の容器(基 礎)の影響も検討した.


    津村浩三,片岡俊一:基礎の反力を利用した既存木造住宅の加力実験,日本建築学会技術報告集,第19号,117-122,2004年6月.
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    片岡俊一,山本博昭:青森県周辺における地震動指標の距離減衰特性とサイト増幅特性,第11回日本地震工学シンポジウム,35-38, 2002.

    青森県東方沖で起きた地震における青森県内の最大加速度,震度を距離により回帰分析したところ,その減衰勾配は既存の式よりも大きなものであった.但し, 岩手県を含め太平洋岸のデータだけを回帰分析すると距離減衰勾配は既存の式と平行である.また,地中の観測値の距離減衰式と地表の距離減衰式とはほぼ平行 であることも分かった.この関係を基に,地表の増幅についても検討している.


    植出和雄,片岡俊一,岡本明夫,長谷川誠:地下石油備蓄菊間基地における地震時間隙水圧の変動について,第11回日本地震工学シンポジ ウム,231-236,2002.

    平成12年鳥取県西部地震および平成13年芸予地震とその最大余震によって石油備蓄菊間基地において生じた動的間隙水圧を報告している.間隙水圧計は6台 あるが、動的波形は6台とも良く似ており,その最大値は水平地動の主要動部分で発生していた.また,間隙水圧波形の包絡形は地動速度波形のそれと良く似て いた.発生した動的間隙水圧は3つの地震でほぼ同程度であり,間隙水圧と地動速度の最大値間の比は,地震によらず安定していた.


    片岡俊一,大町達夫:盆地内やや長周期地震動の簡便な推定手法,土木学会論文集,No.675/I-55,63-72,2000年4月

    本論文は,盆地内のやや長周期地震動を簡便に予測する手法を提案している.まず,提案手法の説明を行い,次に単純な形状をした盆地モデルに提案手法を適用 し,三次元境界要素法の計算結果と比較することで手法の妥当性を示している.さらに,兵庫県南部地震の際の観測記録を模擬し,提案手法が実地震にも適用可 能であることを示している.


    紺野克昭,片岡俊一:レイリー波の位相速度から地盤の平均S波速度を直接推定する方法の提案,土木学会論文集,647/I-51号, 415頁〜423頁,2000年4月

    構造物の設計において地盤区分毎に地震外力を設定することが一般的である.この論文では,地盤区分を行うのに際し最近用いられ始めた表層30mの平均S波 速度は,波長35m〜40mのレイリー波の位相速度とよく対応することを示している.さらに,任意の波長のレイリー波の位相速度から平均S波速度を推定す る方法を示している.


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    片岡俊一,大町達夫:直下地震による盆地内のやや長周期地震動の分解と合成に関する基礎的検討,第10回日本地震工学シンポジウム, 725頁〜730頁,1998年11月

    盆地内の長周期地震動を検討するために,3次元の数値解析を行った結果を整理したものである.その結果,盆地内の長周期地震動は実体波により励起された表 面波で生成されていること,到来方向は震源方向ではないこと,などを指摘している.


    Sato Toshiaki, Robert Graves, Paul Somerville, and Shunichi Kataoka:Estimates of regional and local strong motions during the great 1923
    Kanto, Japan, earthquake (Ms 8.2). Part 2: Forward simulation of seismograms using variable-slip rupture models and estimation of near-fault long-period ground motions ,Bulletin of the seismological society of America, vol.88, pp.206-227,1998年2月

    平行成層モデルを用いて,東京本郷,徳島,仙台における関東地震の際の地震動を計算し,地震記録との比較から過去に提案された多重震源モデルの適否を議論 している.さらに,関東周辺において地震動を算出し,本郷よりも他の地点の地震動が大きかったことを示している.


    片岡俊一,川瀬博:微動と発破記録の表面波解析から推定される神戸市東灘区における地下構造,地震2,第51巻,99-112, 1998年6月

    神戸市東灘区に展開したアレーにより,人工地震により励起されたRayleigh波および常時微動を観測し,観測された位相速度から地下構造を推定してい る.


    片岡俊一,片岡正次郎,大町達夫:観測記録と数値シミュレーションから推定される1995年兵庫県南部地震によるやや長周期地震動の伝 播特性,自然災害科学,第16巻,第2号,125頁〜142頁,1997年5月

    1995年兵庫県南部地震の大阪における地震動は,長周期構造物の設計を考える上で非常に重要なものであった.そこで,観測記録の特徴や波動伝播解析を行 い,長周期地震動が表面波で構成されていることを示し,数値解析によってその考えが妥当であることを示した.


    掛川秀史,石川裕,村田明子,横田治彦,矢代嘉郎,片岡俊一,松井正広,半澤徹也:事業所の地震防災診断のための要因分析,日本建築学 会技術報告集,第3号,276頁〜281頁,1996年12月

    事業所を対象とした地震に対する総合的な防災診断手法を確立するための研究の一つとして,間接被害を含めた地震被害および危機管理力に関わる要因を階層化 して示し,さらにそれらの関連を示している.


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    片岡俊一,柴慶治:常時微動探査による八戸市庁舎周辺のS波速度構造の評価,日本建築学会技術報告集,第3号,59頁〜62頁, 1996年12月

    1994年三陸はるか沖地震で被害を受けた八戸市街地の地震動を推定するために,微動探査法により八戸市役所付近の浅い地下構造を推定している.


    武村雅之,工藤一嘉,大野晋,佐藤俊明,片岡俊一:東北帝国大学向山観象所(仙台)で観測された1923年関東地震の本震・余震の記 録,地震2,第48巻,297頁〜306頁,1995年8月

    東北大学向山観象所において観測された1923年関東地震の本震および余震記録の概要および数値化した手順を記し,観測した地震計の特性について考察して いる.


    片岡俊一,佐藤俊明,村松郁栄:徳島地方気象台における1923年関東地震の本震・余震記録の数値化,地震2,第48巻,235頁 〜246頁,1995年8月

    徳島地方気象台に保管されていた1923年関東地震の本震および余震記録の概要および数値化した手順を記し,観測した地震計の特性について考察している.


    片岡俊一,佐藤俊明:1923年関東地震の徳島,仙台における記録に見られる顕著な位相と多重震源との関係,第9回日本地震工学シンポ ジウム,583頁〜588頁,1994年12月

    1923年関東地震の徳島と仙台における地震記録の走時解析を行うことで,当時提案されていた多重震源モデルが適切であることを示している.


    Robert Graves, P. G. Somerville, T. Sato, and S. Kataoka: Estimates of long period ground motions in the Kanto district from the 1923 Kanto earthquake, Proceedings of the 9th Japan Earthquake Engineering Symposium, 577-582, 1994.

    1923年関東地震の本郷およびリージョナルな距離にある観測点における地震動を平行成層地盤モデルにより計算し,地震動特性を論じている.

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    林康裕,勝倉裕,渡辺孝英,片岡俊一,横田治彦,田中貞二:デジタル強震計の加速度記録を積分して得られる変位の信頼性について,日本 建築学会構造系論文報告集,419号,57頁〜66頁,1991年1月

    加速度記録を積分して変位を算出する際に周波数領域において地震動の因果性を保存する方法を提案している.残留変位を有する加振波形を作成し,強震計の振 動台実験を行い,その結果に対して提案手法を適用し,手法の妥当性を示している.


    片岡俊一,横田治彦,田中貞二,勝倉裕,林康裕,渡辺孝英:大型振動台によるディジタル加速度強震計の振動試験,第8回日本地震工学シ ンポジウム,577頁〜582頁,1990年12月

    加速度型強震計の長周期における信頼精度を確認するために行った振動台実験の結果を整理したものであり,長周期成分に影響を与えるノイズスペクトルの特徴 を示すとともに,加振波形の最大振幅が1cmを下回ると信頼性が低下することを示している.


    横田治彦,片岡俊一,田中貞二,吉澤静代:1923年関東地震のやや長周期地震動,日本建築学会構造系論文報告集,401号,35頁 〜45頁,1989年7月

    東京周辺において構造物を設計する際に想定される地震である関東地震について,東京大学に保管されていた本郷における地震動記録を読みとり,各種補正を施 して地震動を推定し,工学的観点から現行設計用地震動との比較を行ている.


    横田治彦,片岡俊一,田中貞二:東京で観測されるやや長周期地震動とその特性,第7回日本地震工学シンポジウム,193頁〜198頁, 1986年12月

    超高層建築や免震建物のような長周期構造物の設計に重要な「やや長周期地震動」について検討した論文で,東京江東区における観測記録を基に,「やや長周期 地震動」を励起する地震像および地震動の卓越周期が地震に依存しないことを示し,表面波の生成メカニズムを論じている.


    大町達夫,片岡俊一:入力地動を用いないダム振動の逆解析,構造工学論文集,31巻A,509頁〜518頁,1985年3月

    基礎が広く均一な地震入力があるとは考えにくいダムを対象に,構造物の振動データから,直交関数展開である因子分析法を用いて振動モードと固有振動数を 推定する方法を提案し,数値実験で確認した後に,実データに適用している.


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