一般入試による入学者からのメッセージ
小林さん(2018年度数物科学科2年生)へのインタビュー
-数物科学科を志望するようになったのはいつごろからでしょうか。志望するようになったのは，高校２年生の夏頃ですね。元々は物理に興味があったのですが，物理を勉強するときに数学も勉強しなくてはいけなくて，数学を勉強しているうちに，いろいろなものに共通する性質を学ぶという部分で数学が面白いと思って切り替えた感じです。
-オープンキャンパスには来ましたか。はい，一回来ました。
-それは高校３年生のときですか。いいえ，２年生のときです。
-こちらに来て，学科や受験の情報を集めましたか。あまり集めなくて，もう少し集めればよかったと思います。 物理のブースには顔を出しました。
-高校時代部活動には参加していましたか。はい，参加していました。
-スポーツ系ですか。引退したのはいつ頃ですか。はい，スポーツ系です。引退したのは高校３年生の６月です。
-受験勉強を本格的に始めたのはその後ですか。はい，引退してから受験勉強を始めました。
- センター試験，個別学力検査，それぞれどのような準備，対策をしましたか。センター試験では，公式や法則など習ったことの利用法を主に確認しました。個別学力検査では，文章題などいろいろあると思うのですが，解答に至るまでの考え方やアプローチを把握することに力を入れてやったと思います。
-個別学力検査は前期日程ですね。はい，そうです。
-数学型 数学理科型のどちらを選びましたか。数学理科型でした。
-受験の時点では物理に興味があったのですか。受験した時点では，物理にも興味はあったのですが，受験科目は化学でした。
-物理ではなくて化学にした理由は何でしょうか。計算ミスがとても多かったということです。化学も計算はあるのですが，過去問を解いていったときに，どちらかというと物理より化学の方が多少できたかなという感じがしたので化学にしました。
-受験するとき，数物科学科では2年生から3つのコースに分かれることは知っていましたか。はい，知っていました。
-それはどうやって知りましたか。学校案内の冊子で知りました。
-理工学部のパンフレットですか。はい，そうです。
-今は数理科学コースに所属していますが，受験するとき，どのコースに行きたいか決まっていたのですか。はい，決めていました。数理科学コースです。
-受験するときには物理科学コースから数理科学コースに変わっていたということですか。受験するときから数学系の方に行こうと思っていました。高校２年生のとき，最初は物理をやりたかったのですが，数学に変わったという感じです。
-先程の話に戻りますが，数学型ではなく数学理科型を選んだ理由は何でしょうか。受験勉強をしているときに計算ミスが結構多くなってきて，数学一本でいくのに不安を感じましたので，数学理科型の化学にしました。
-志願倍率は気にしましたか。多少気にしました。
-実際に受験してみてどうでしたか。手応えがあった，自信があった，あるいはなかった，というようなことです。手応えはありましたね。過去問で練習していたのですが，傾向があまり例年と変わらなかったので落ち着いて受験できました。
-それは数学，化学の両方ですか。はい，両方です，
-現在所属コースで授業を受け勉強をしていて，高校在学中または受験勉強のときにもっとこうすればよかった，あるいはこの点にもうちょっと力を入れればよかったという反省点はありますか。細かい話になるのですが，微分積分のジャンルでもう少し各法則の根拠を理解することや，もう少し置換積分を練習しておけばよかったかなと思います。どういうところで変換して得ができるのかなど，いろいろ深めておけばよかったと思います。
-逆に高校在学中でのある活動や勉強が現在の自分に役に立っているというようなことはありますか。はい，自分の理解に関して興味をもって勉強していたので，どこまではわかる，逆にここからはわからない，どうわからない，こうすればわかるようになる，と意識して勉強していたのは，得だったと思います。
-最後に受験生へのアドバイスをお願いします。万全の準備をして，是非合格してください。がんばってください。
-貴重なアドバイス，どうもありがとうございました。ありがとうございました。
(2018年12月インタビュー)