一般入試による入学者からのメッセージ

今津さん(2018年度数物科学科2年生)へのインタビュー

-数物科学科を志望するようになったのはいつごろからでしょうか。

特に志望していたわけではなく,センター試験が終わってから出願しようと決めたのですが,弘前大学のことは高校1年生の頃から調べていました。

-オープンキャンパスには来ましたか。

来ませんでした。

-センター試験が終わってからこの弘前大学を考えたということですが,そのきっかけは何でしたか。

弘前大学に限らず,全国の大学の物理学科で授業科目や教員の研究内容をいろいろ調べていて,その中で行きたいと思うところをいくつか調べました。それで点数を考えてここにしようという感じでした。

-点数でまず考えたということですね。

そうですね。

-高校時代部活動には参加していましたか。

参加していませんでした。

-いつ頃から受験勉強を始めましたか。

受験勉強は高校3年生の夏休み入ってからです。

-センター試験,個別学力検査,それぞれどのような準備,対策をしましたか。

なにか特別なことをしたわけではないのですが,例えば公式や単語を覚えるということより,現象や式の意味を理解することに力を入れていました。

-高校時代,物理には興味があったということですね。

そうですね,小さいときから将来の夢がいろいろ変わったのですが,高校1年生のときに受けた物理や化学の授業で習った内容に興味をもったことがきっかけで,大学では物理をやろうと決めました。

-個別学力検査は後期日程の理科型でしたか。

はい,そうです。

-理科は物理ですね。

はい,物理です。

-後期日程を受けるにあたって受験勉強で何か力を入れたというところはありますか。

受ける前に赤本の過去問を解いたのですが,知識問題の割合がちょっと他の大学より多いな,高いなと思って,単語など自分の知識で定義があいまいだったものを確認しました。

-受験するとき,数物科学科では2年生から3つのコースに分かれることは知っていたのですね。

はい,知っていました。

-それはどうやって知りましたか。

記憶があいまいなのですが,昔から大学のことを調べていたのでホームページやパンフレットを調べたか,数物科学科へAO入試で入った1つ上の先輩から話を聞いたか,です。

-受験するとき,すでに物理科学コースに行きたいと決まっていたのですね。

はい,そうです。

-後期日程の志願倍率は結構高いと思うのですが,気にしましたか。

まあ,こんなものだろうと思っていました。

-腹をくくって覚悟を決めたということですか。

はい,そうです。

-実際に受験してみてどうでしたか。手応えがあった,自信があった,あるいはなかった,というようなことです。

まあ,浪人を覚悟していたので特に緊張せず気楽に受けました。実際の問題では模擬試験で解いたことのある問題が出たので特に焦らず解けました。

-それが結構安心感につながったということでしょうか。

そうですね。あっ,これ解いたことあるなと思って,思い出しながら解いたという感じです。

-そういう点でこういうことをお勧めします,という受験生へのアドバイスはありますか。

いろいろなタイプの問題をやって,模擬試験を受けて,当然難しい模擬試験を受けたらわからないと思うのですが,解けなかった問題をちゃんと理解すれば,どこの大学でも受験生に問いたいことはさほど変わりはないと思うので,同じような傾向は見られるのではないかと思います。

-現在所属コースで授業を受け勉強をしていて,高校在学中または受験勉強のときにもっとこうすればよかった,あるいはこの点にもうちょっと力を入れればよかったという反省点はありますか。

一番はちゃんと勉強しておけばよかったと思います。

-勉強時間が足りなかったということですか。

はい,怠けていたと思います。あと,受験勉強に向けて,誰もが問題演習をやり,テキストの問題をたくさん解くと思うのですが,自分は義務的に解いていたのです。そうではなくて,実際に習っていることの理解を促進するために,理解を進めるために解くべきだったと思います。

-暗記よりも理解でしょうか。

受験のためだけであれば暗記でもいいのかもしれませんが,大学で専門とする分野,関連する分野は知識だけではなく,よく理解していることが大切です。

-逆に高校在学中でのある活動や勉強が現在の自分に役に立っているというようなことはありますか。

勉強に関しては反省しかありませんが,高校時代,1年生,2年生のときにアルバイトをしていました。それが非常によい経験だったと思います。

-最後に受験生へのアドバイスをお願いします。

長い受験の中で,特に根拠のない不安を感じることがあると思うのですが,そのような気持ちを気にしたってどうしようもないので,そのときの自分がやるべきことを理解してやることが大事だと思います。 また,何のために勉強しているのだろうと自分は思ったのですが, 大学でやりたいことを明確にしておけば,楽しくはならないと思いますけれど,ちゃんと勉強に向き合えるのではないかと思います。

-どうもありがとうございました。

ありがとうございました。

(2018年12月インタビュー)
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