自然エネルギー学科／自然エネルギー学コースの佐々木一哉教授は、自身が考案したリチウム資源の採取・回収の為の「2電源３電極式電気透析技術」に関する研究の深化、高度化、および社会実装を目指して製錬会社、電力会社、および自動車会社との共同研究プロジェクトを進めています。

このたび、この研究の長足の進歩を遂げるための支援として、弘前大学は2023年7月1日に「リチウム資源総合研究機構（Lithium Resources Research Organization ）」を設立いたしました。

当該機構では、リチウムイオン電池などで大量に使われるリチウム資源を国内企業に安定に供給するリチウムサプライチェーンを創成するための「リチウム資源採取・回収の技術（2電源３電極式電気透析技術）」の研究のほかに、同教授の研究による、核融合発電（21世紀中庸に実現を計画）に必要な「リチウム同位体（6Li）濃縮の技術」や「革新的トリチウム増殖材料（リチウム化合物）」の開発研究も支援します。

機構への共同研究のご希望などは、佐々木教授（k_sasaki@hirosaki-u.ac.jp）もしくは下記のサイト（リチウム資源総合研究機構のHP）へお問い合わせください。

https://www.st.hirosaki-u.ac.jp/lrro/about_the_organization/overview/