理学部化学科2年生以上対象:

コンピュータ演習(プログラムの作成)

1996年度実施内容について

1995年度から始まった共通教育では、情報処理演習が必修化された。 それに引き続く専門基礎科目として、理学部では、 学科固有の(研究に即した)コンピュータの使い方、応用、を扱うものを 開講することになった。

化学科では、 (情報処理演習はWS(X-terminal)を使うが、 研究室では主にパソコンを利用しているので、) パソコンを用いたコンピュータ演習を行う事とした。 その内訳は、ワープロ、電子メール、プログラミング、表計算、 分子モデリング、である。 (ここで、プログラミングと表計算は、化学への応用の面からとりあげる。)

半年(約15週)の講義のうち、5週間をプログラムの作成に割り当てた。 テキストに示した内容を実施する予定であったが、 学生の出来具合(出来無さ具合)を見て、補足修正した。


補足2に見られるように、 演習として実際にできたものはテキストの約半分であった。 しかし、レポートを提出してくれた学生の数(の少なさ)から考えて、 コンピュータ演習のプログラム作成のパートをこなせた学生は、 ほとんどいなかったものと考えられる。

予定していた課題のどこに問題があったのか? この授業科目では何をやったら良かったのか? ご意見などありましたら、お寄せ下さい。 次回の参考にさせて頂きたく思います。

rmiya


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