機械科学科 機械情報工学分野 中村・紅林研究室


教員

教授 中村雅之
弘前大学大学院理工学研究科
〒036-8561
青森県弘前市文京町3
理工学部1号館316
TEL/FAX: 0172-39-3682

助教 紅林亘
弘前大学大学院理工学研究科
〒036-8561
青森県弘前市文京町3
理工学部1号館311
TEL/FAX: 0172-39-3693




研究紹介

● VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)の研究


MRとはAR技術にセンサを付加し,ユーザや周囲環境をデータ化・認識して実空間と仮想空間を融合させる技術です。 実空間のある位置に3D仮想物体がリアルに存在するように見せたり,操作したりできます。


● VR技術を用いたりんご摘み取りスキル学習支援の研究


VRを利用したりんごの摘み取り訓練シミュレータの例です。ユーザの手の動きをAIにより認識し,正しい摘み取り方を学習します。


● 農作物品質評価のための画像認識システムの研究



人の経験や勘で行っていた農作物の品質評価を機械により自動で行うシステムの実現を目指して,画像認識システムの研究を行っています。 ARやウェアラブル技術による屋外フィールドにおける農作物の品質評価への応用の可能性についても研究しています。


● 機械学習アルゴリズムの研究



近年,さまざまな分野での応用が期待されているディープラーニングなどの機械学習のアルゴリズムの開発や評価を行っています。 カメラなどのセンサ情報から推定や認識を行う知能化システムへ応用していきます。


● 手の動きのセンシングと認識の研究



筋電位センサと慣性センサのウェアラブルデバイスの出力を機械学習で処理することにより, テニスラケットの素振り動作を認識することができます。


● 高臨場感視触覚提示技術の研究



VRやARにおける高臨場感視触覚提示技術の開発を目的として,複数の感覚情報(マルチモーダルセンサ情報)を機械学習処理し, 情報提示装置を最適制御することによりリアリティのある視触覚再構成を行うアルゴリズムの研究をしています。 基礎的なテストベッドを構築し,再構成アルゴリズムの動作確認と性能評価を行い,医療・農業分野への応用開発を目指しています。



弘前大学 研究者総覧

(中村)