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授業紹介

・数学の基礎II(A)、線形代数学演習I
行列やべクトルを発展させた線形代数学を学びます。数学の基礎II(A)では講義、線形代数学演習Iでは問題演習します。
連立一次方程式を行列を使うことによっていかに効率よく解くか、という考え方が根底にあります。
キーワード:階数、行列式、部分空間、一次独立、線形変換、直交化法、固有値、対角化

・数学の基礎II(B)、微分積分学演習I
高校で学んだ微分積分学を復習しながら、基本的な所から学習します。数学の基礎II(B)は講義、微分積分学演習Iは演習を行います。大学での体系的な数学の学習への橋渡しも目標にしています。

・数学の基礎II(C)
z=f(x,y) のように2つの変数x,yを持つ関数を2変数関数と言い、一般に2つ以上の変数を持つ関数を多変数関数と言います。この授業では多変数関数の微分積分学について学びます。2年次以降の専門科目の土台となる科目です。

・代数学I、代数学演習I
「数学は科学の女王であり、整数論は数学の女王である」(ガウス)と言われる、数の性質を解き明かす学問である整数論を学びます。整数論の問題は見かけは容易でも証明が大変困難なことが多く、この授業を通して、定義の役割や厳密な証明方法を修得することにより、数のもつ神秘性に感動し、理解応用する能力を身に付けることが目標です。

・べクトル解析
高校で学ぶべクトル・空間図形と微分積分学を融合し発展させたものがべクトル解析です。
我々の住んでいる空間の物体の動きは、べクトル解析を通して理解されます。この科目では、1年生で学ぶ数学の基礎II(A)、II(B)、線形代数学を基礎として、初歩から学んでいきます。さらに、3年生で学ぶ微分積分、幾何学演習、解析学II等に繋がっていきます。

・幾何学I
微分幾何学は微分積分学の手法を用いた幾何学です。物の表面や地形などに見られるように曲面は非常に身近な存在です。この授業では曲面の幾何学について、いろいろな例を扱いながら学んでいきます。

・幾何学II
微分形式は、積分をする時に自然に現れる対象ですが、空間を理解する為にも使える重要なものです。またホモロジー群は、空間を理解するための重要な情報を与えてくれます。これら幾何学の基本的な事柄(微分形式、ホモロジー群)について、講義と演習を通して理解します。

・解析学B
複素平面上で定義される関数を「複素関数」と呼びます。複素数の範囲にまで広げて関数を捉える、と言うと単純な拡張に思えるかもしれませんが、そこには意外にも驚くほど美しい世界が広がっています。
この科目では1年生で学ぶ数学の基礎I(B),II(B)を基礎として、複素関数の微分積分法、また実関数の定積分計算への応用について学びます。

・統計解析
自然・社会・生物などの未知の現象を考えるとき、測定されるデータがいつも同じ値になるとは限りません。この偶然性やバイアスをコントロールしながら、データの真の構造を捉えるための基礎学問が統計学です。この授業では、解析学や線形代数の数学を基礎として,データを分析するための統計解析の基礎を身につけることを目標とします。

・応用数学I
微分積分学、線形代数の知識を用い、方程式(例えば3次方程式)や連立一次方程式を数値的に解く方法(アルゴリズム)を学びます。また、実際にプログラムを書きいろいろな問題を解くことにより、各アルゴリズムで得られる近似解の精度を検証します。

・応用数学II
問題の解決は、しばしば、微分積分やそれらの方程式の解を求めることに帰着されます。ただし、そのとき現れる積分や方程式の解を解析的に得るのが困難な場合、数値的に解くことが必要となります。ここでは数値解析Iを基礎として,関数近似、数値微積分、非線形方程式や微分方程式の解などの数値的解法を学びます。

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