銀型ゼオライト細孔中のメゾスコピックAgクラスター形成に関するin-situ XAFS研究

課題番号2002G279


第一回目
平成141215日 〜 17

今回からは、RVX-Iのドッキングステーションがバージョンアップです。
最初は『まな板君』,次が『立倭武多(たちねぷた)君』。
で、今回からは『エレベーター君』です。
リモートでY軸とZ軸を走査可能です。

今回の新メンバー『やぎぬま君』です。
『八木沼』ではなく『柳沼』です。
試料のセットアップ中。
もう一名の新メンバー、佐藤君。
SPring-8には一緒に行ってますね。
青い実験台の上に黒い板が見えます。
私が「アルミじゃねーの?」と言ったのに、「いや、鉄です。」と言い張った宮永せんせ。
やはりアルミでした。で、急遽鉄板を敷きました。
だってぇ、マグネットスタンドが使えないんだもの。
何はともあれ、RVX-I with エレベーター君の雄姿。
温度コントローラとともに、セットアップ完了。
色々やっていると、あっという間にお昼。
みんなで昼食へ行きましょう。
今回から、試料を通過したX線の形状をモニタできます。
このモニタに映ります。
非常に設定作業が効率化しました。
測定中。
ハッチの窓越しに撮影。
低温にするため、液体窒素をRVX-Iに注入します。
何故か温度が上がらない。
試料温度は300℃まで加熱可能なはずなのに。
で、RVX-Iを開けて確認したら、この様な具合。
リフレクタに穴が開いています。

穴は一個ではありませんでした。
かなり大きな穴が二ヶ所も。
で、ヒーター線は断線。
と言うより、溶融しています。しかも、複数本。
なにが起こったんでしょう?
この不具合により、加熱実験は不可能になりました。
残りの時間と試料を元に、実験計画の練り直し。
意気消沈の様子を記念撮影。 翌日の朝。
PFの“寮”はこんな感じ。

ここは「バス・トイレ無し個室」です。
この他に、「バス・トイレ付き個室」と「バス・トイレ無し二人部屋」があります。
二人部屋は、見知らぬ人とです。

測定中。暇なので撮影。
測定中。装置が頑張っている間、人間は暇なのです。 うまく進んでいるかどうか監視中。
取り敢えず、パチリ。 撤収作業中。事故のおかげで、仕事は減りました。
これが問題の「鉄板」。 撤収作業、ほぼ完了。机上も整理されつつあります。
 
撤収後の実験ハッチ内。
RVX-Iが無いと、すっきりしてますね。