赤外ATR法を用いて金属リチウムとプロピレンカーボネート(PC)界面に存在する化学種の測定を行った。リチウムはGe上に電気化学的に形成した。1260cm-1と1020cm-1に新たな吸収ピークが出現し1260cm-1のピークは電解液中に多量に存在する化学種であることと1020cm-1のピークは電極上のみに存在する生成物であることを解明した。さらに、リチウムを用いて赤外吸収強度が増大することを初めて明らかにした。