Next: 結果
Up: 実験
Previous: 実験の注意
- 色素の水溶液の色の観察
- 少量の色素をスパーテルでとり、フラスコの水に溶かします。
- 溶液の pH を、希塩酸で酸性に、
または水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性にします。
ほんの数滴で充分です。
- 何色になりましたか ? それは何色の光を吸収したからでしょうか ?
- 分光器によるスペクトルの測定
- 上で作った水溶液を、スペクトル測定用の四角いガラス容器に入れます。
溶液が濃すぎる場合には、少し水で薄めます。
- 四角いガラス容器を分光器にセットし、測定開始のボタンを押します。
- スペクトルが液晶画面に表示され、また紙にも印刷されます。
- どのくらいの波長の光が吸収されていたでしょうか ?
それは何色の光ですか ? 先ほどの予想はあたりましたか ?
- 水溶液のpHを変えると...
- つぎに、この水溶液に酸またはアルカリを加えて pH を変えて
もう一度やってみましょう。
- コンピュータグラフィックスで、分子の立体構造を見る
- いま水溶液の色を観察した色素分子の構造を、
コンピュータで見てみましょう。
分子の向をいろいろ変えて、どんな形をしているのか、
じっくり確かめまることができます。
- 色素分子の酸性での構造とアルカリ性での構造の二つを
並べて表示しているので、その違いに注意しましょう。
- 分子構造をステレオで見ることができるように、
印刷したものを用意しました。
Ryo MIYAMOTO
1999-10-28