分子分光学 (20180611) M: 以下は宮本のコメント
16s2053: 
ベンゼンの $ \pi$ オービタルを考えるときに, 部分群であることから $ \DS D_{6h} \rightarrow D_6$ として考えたが, どうして他の部分群で考えないのか. // また, $ \DS D_6 \rightarrow D_{6h}$ を考えるときには $ \DS D_6 \otimes i$ を考えるが, この直積は指標のかけ算として計算できないように思える. どのようにけいさんするのか. M: 別に. 考えたいのなら, 好きにすればいいのでは? 例えば $ \DS C_S$ で考えれば, 各原子上の $ \DS p_\pi$ オービタルは, それ自身で既に既約表現の基底になっている. さてこのとき, これらのオービタル関数をどうやって $ \DS D_{6h}$ の既約表現に対応させたらよいだろうか? // 部分群の位数は, 元の群の位数の約数でなければならないという定理. // 勘違いでは? ある群における直積表現の指標 (指標表において行間の積, 例えば $ \DS A_2 \otimes B_1 = B_2 ($いずれも $D_6$ 群$ )$) と, 群の直積または剰余群と言ったらいいか(?) (列方向の積, 例えば $ \DS C_2 (D_6$   群$ ) \otimes i (C_i$   群$ ) = \sigma_h (D_{6h}$   群$ )$; および行方向の積 $ \DS A_1 (D_6$   群$ ) \otimes A_u (C_i$   群$ ) = A_{1u} (D_{6h}$   群$ )$) を混同している.

15s3007: 
準位が多い状態のとき, 摂動と組み合わせて計算できるものは何かないか? M: 意味不明. 何のことを言っているのか?



rmiya, 20180724