体験!一日気象予報士(第3回) 報告 去る2006年11月5日(日)、「体験!一日気象予報士」というイベントが、青森県気象予報士 会の協力のもと開催されました。この催しは、弘前大学理工学部の「楽しい科学」 の企画の一つとして行われており,今年で3回目になります。 昨年は、赤外線や紫外線を扱いましたが,今年は、気圧をテーマに選びました。 気圧について説明を聞いたり,実験をした後,デジタル気圧計を持って、 エレベータにのり,高さがかわると気圧も変わることを体験しました。 その後,気圧と高さの関係について勉強をして,建物の高さを見積もってみました。 午後は、青森県気象予報士会の会員の方が、冬に向けて役立つ気象ミニ知識として,家の中の 結露対策や,インフルエンザの予防方法などについて解説して下さいました。 結露を防ぐには,部屋の間の温度差を小さくすること,インフルエンザの予防には 絶対湿度を高くすることがポイントだそうです。 次回の催しは2007年10月28日に行われます。子供から大人まで、お天気に興味のある方に気楽に参加して頂ける ものにしたいと思っております。 (写真:岡前憲秀様(青森県気象予報士会)が撮影されたものを使わせて頂きました。ありがとうございました 文責:児玉。) 容器の空気をポンプで抜くと,気圧が下がって,風船がふくらみます 建物の色々なところで気圧を測りました。 結果を整理しています 各グループから結果を報告してもらいました 考察を行いました。2号館の11階と1階とでは、4.5 ヘクトパスカル程度の差がありました。気圧の高度による減率が約0.1 ヘクトパスカル/mであることから、2号館の高さは45m程度であることが判りました。 御礼 株)吉田産業海洋気象事業部様より観測機器を借用させて頂きました。 青森県気象予報士会より駆けつけていただいた、岡前さん、田嶋さん(会長)、桑島さん,林さん、石塚さん,下山さん,鳥潟さん,小関さん(順不同)、 説明資料、ポスター、修了証等の作成、解説や、写真撮影、実験演示、司会に至るまで、一緒に考え、準備し、運営に参加してくれた 弘前大学理工学部学生の皆さんに感謝します。 |