〇修士論文の作成に関して(川上研)

 ・修士論文作成のスケジュール(3月修了予定の場合)
   *11月に入ったら、書ける部分から書き始めて下さい。
   *11月末迄に主要な実験は終えて、12月からは本格的に修士論文を書き始めて下さい
   *修士論文を書き始めると、足りないデータや、再測定をした方がよいデータが見つかると思います。
    12月中は、修士論文を書きながらそれらのデータを得るための実験を行って下さい。
   *1月は添削された部分を修正するなどして提出期日前に余裕をもって修士論文を完成させて下さい。

 ・注意事項
   *論文の良し悪しは、ストーリー構成で決まります。論文を書き始める前に、手元にある実験データを
    よく眺めて、どういうストーリー構成で論文をまとめるか十分考えて下さい。
   *読む側の気持ちを考えて論文を書いて下さい。自分本位の論文にならないように注意して下さい。
   *既知の内容を示す文章には、適切な文献を引用し、出典を明らかにして下さい。
   *参考にした書籍や論文の図表や文章を安易にカット&ペーストして使用してはいけません。
    著作権の侵害や盗作となり、論文不正に該当します。

   *オリジナリティーが重要です。先輩の修士論文を参考にするのはよいですが、参考にし過ぎて酷似し
    たものにならないようにお願いします(この場合も、安易なカット&ペーストはダメです)。
    序論等は、普段雑誌会で紹介している論文の序論等を参考にすのもよいでしょう。自分のオリジナル
    の文章で書いて下さい。
   *書き終えた部分から指導教員(川上)に提出し、添削・助言を受けて下さい。
   *普段から合成物のスペクトルデータや参考文献の整理を心がけて下さい。

 ・提出期日:1月末日正午(但し、1月末日が土日の場合は金曜日の正午)

 ・修士論文の構成
   以下のようになります。尚、第一章の「序論」と最終章の「総論」の間の章の数は人によって異なります。

  第一章 序論
   1-1 研究の背景
   1-2 研究の目的
  第二章
   2-1 緒言
   2-2 実験
   2-3 結果と考察
   2-4 結論
  第三章
   3-1 緒言
   3-2 実験
   3-3 結果と考察
   3-4 結論
  第四章
   4-1 緒言
   4-2 実験
   4-3 結果と考察
   4-4 結論
  第五章 総論(全体を通しての内容のまとめ)
  参考文献
  謝辞
  補足データ

 ・修士論文審査会(発表会)
   2月の中旬にあります。修士論文提出後は、直ぐに発表用のスライドの作成に入って下さい。
   発表20分、質疑応答10分の計30分です。
   *2名の副査の先生が決まり次第、各先生方のお部屋に挨拶に行って下さい。
    また、修士論文審査会(発表会)が終わりましたら、2名の副査の先生方のお部屋に行って
    副査のお礼をし、修士論文に関する助言を受けて下さい。


 ・修士論文の最終提出に関して(修士論文の審査に合格した場合)
   主査及び副査の先生方に指摘された部分を適切に修正して提出下さい。