弘前大学 理工学部 地球環境学科
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注)ここに紹介する科目は全体の一部です。専門教育科目(地球環境学科)の全科目の一覧表とシラバスはココにあります。
地球環境学概論I・II(1年)
地球環境学科教員
 地球環境学科では複雑に絡み合った地球全体の自然環境を総合的に理解し、自然環境・災害・エネルギー等にかかわる諸問題の解決に取り組むことのできる人材の育成を目指し、全体のカリキュラムを組んでいます。この科目のねらいは,地球環境学科1年生が地球のシステムの全体像を概観し、2年生以降の専門科目の履修の指針を得ることにあります。地球のシステムを構成する各分野の内容を複数の教員が分担して紹介します。
天文学(2年)
葛西 真寿
 宇宙全体,銀河,星,惑星といった宇宙の階層構造について学びます。 そこでは,日常とはかけ離れた宇宙の現象が,物理の知識で説明出来ることを体得できます。また,太陽系以外の惑星探査といった最近の話題についても理解できるようになります。
原子核物理学(3年)
市村 雅一
 物質を細かく砕いていくと,分子,原子,原子核,核子,クォークというふうに,より小さな構成要素が登場し,それぞれの段階で我々の持っている常識とは違った現象を見せてくれます。この講義では,ミクロな世界を記述する力学の基礎を学びながら,原子の構造,原子核の構造,核の質量とエネルギーの関係などについて理解していきます。
気象学I(2年)
児玉 安正
 大気は、地球環境の中でも我々の生活に特に密接に関わる部分といえるでしょう。現在、深刻な問題となりつつある地球温暖化やオゾン層破壊などの問題を考えるためにも、大気についてよく理解しておく必要があります。地球大気の構造、及びそれを維持する様々なエネルギー輸送の過程、雨や雪をもたらす雲の生成のメカニズム、及びそれに関連する大気中の対流などについて学びます。
環境地球化学I(2年)
鶴見 實
 私たちの身の回りを、化学元素がどのようにめぐっているのかを学びます。毎回、弘前の環境問題や解決法について、環境基本計画や条例にまつわる簡単なお話をします。
地質学I(2年)
氏家 良博
 地球は約45億年の歴史をもっています。その長い歴史を岩石や化石からひも解き、地球環境の変化、生物の出現・進化・絶滅等を解明します。多くの謎に包まれた地球史を一つ一つ明らかにすることは、現在の環境問題を解決するためにも重要です。
地球環境変遷学(4年)
根本 直樹
 私達を取り巻く地球表層の環境は、長い地質時代を経た歴史的産物でもあります。過去の地球環境がどのような振幅と速度で変化したかを明らかにすることは、学問的興味からだけでなく、地球環境はどのような変化まで耐えうるのかという今日的課題へも示唆を与えます。この講義では、最も新しい地質時代である第四紀を中心に、過去の地球環境はどのように変化してきたのか,またそれはどのようにして推定されるのかを学びます。十三湖、出来島の埋没林、津軽平野、屏風山砂丘など青森県の身近な題材を多く取り上げて解説する点にも、この講義の特徴があります。
地震学I(2年)
小菅 正裕
 地震国日本では,地震災害を減らすことは重要な課題です.そのためには,地震現象そのものと地球の構造を知る必要がありますが,地震波はその重要なデータとなっています.この授業では,地震をどのようにして観測するのか,地震波はどのように伝わるのか,地球内部の構造はどのようになっているのかを学びます。
地震学II(3年)
佐藤 魂夫
 この授業では地震発生のメカニズム、地震活動の時空間変化の特徴、地震に伴う地殻変動、地震に伴う津波などについて学びます。最新の研究成果を踏まえ、地震研究の最先端についても紹介します。
建設構造学(2年)
津村 浩三
 建築構造物や土木構造物の基本的な構造とそれらの構造が成り立っているしくみについて学びます。地震や台風などによる被害は、しばしば建築構造物や土木構造物の破壊をともなって生じます。被害を小さくおさえるには地震による強い揺れや強風などに対してこれらの構造物を耐えられるようにすることが必要です。そうした対策を立てるための基礎をここで学びます。授業では、模型を作って部材の役割を体感したり、実在する構造物の耐震安全性のチェックを行ったりします。
応用物理学実験(3年)
石田 祐宣ほか
 本学科で扱う卒業研究のテーマでは、実際に自分でデータを取得し解析する機会が多くあります。この実験では、2年生で行う基礎物理学実験に引き続き、5人のスタッフで本学科に特化した物理系の様々なテーマ(宇宙・自然エネルギー・気象・地震・材料力学)に関係した実験を行います。レポート作成を通じて、一人前の研究者として必要な物理現象へのアプローチの方法や論理的な考え方を身につけます。
地質学演習(2年)
堀内 一穂ほか
 地球表層の構成と歴史を解明する地質学は、多くの場合野外地質調査によってデータを得ます。しかし、実際の野外地質調査を行うには、多くの準備と専門知識が必要です。この授業により、最低限どのような準備が必要かを理解します。
地球環境学演習II(3年)
全教員
 学生各自が興味ある分野に最も近い研究を行っている教員の指導のもとで,地球環境に関わる問題に対する解析技術や解決方法を演習形式で学びます.写真は,片岡俊一教員が、手回し振動台上の建物模型を用いて,建物の質量変化が地震時応答に及ぼす影響について説明しているところです。
地質調査法実習(3年)
氏家 良博・柴 正敏・佐々木 実・根本 直樹・堀内 一穂
 野外で日帰りの地質巡検(地質見学旅行)および地質調査を行い,事後にデータをまとめてレポートとして提出します。実際に野外に出て,岩石や地層を観察する点に特徴があります。

 地質調査法実習Webページ