豆知識

気象に関する豆知識です。

防災士の勧め(伊藤宏幸)

2004年は風水害や地震などが頻発して命を落とした人も200人を超え、近年希に見る自然災害多発年となってしまった。被災した方も多く、心の痛むことである。
さて、気象予報士は気象の現場にいる、いないにかかわらず、身近に起きるそれらの現象について意見を求められることがある。それに対して的確にプロの見解を示したなら、意見を求めた人からすれば信頼できる大変貴重な情報になるだろう。気象予報士の在り方としてはこれだけでも十分かもしれない。しかし、できることならもう少し踏み込んで、災害が起こったあとの知識や被災者になったときに的確に動くことのできる技能を身につけておきたいものである。そして日ごろから家族や職場、地域住民などの防災意識が高まるような活動ができたらすばらしいことだと思う。
皆さんは「防災士」をご存知だろうか。1995年の阪神淡路大震災を契機に2003年にできた資格で、「自助」「互助」「協働」を原則として社会の様々な場で減災と社会の防災力向上のための活動が期待され、かつ、そのために十分な意識・知識・技能を有するものとして認められた人のことである。
地震は活動期に入り、集中豪雨が頻発するようになってきた社会の中、大学で身に付けた知識を活かして地域の防災リーダーになってみてはいかだろうか。

日本防災士機構


最終更新日: 2004-11-29
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