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平成27年10月18日(日)「楽しい科学・サイエンスへの招待」開催

 平成27年10月18日(日)弘前大学総合文化祭にて,理工学部では毎年恒例の「楽しい科学・サイエンスへの招待」を開催しました。
今年度は「体験テーマ教室」5テーマ,「楽しい科学16テーマ」,「サイエンスへの招待」19テーマ,計40テーマを企画しました。

 中でも毎年人気の「体験テーマ教室」。今年は200名の応募者の中から抽選で選ばれた119名の方に参加いただきました。

「銀色にかがやくりんご」
ガラスのりんごに銀メッキをほどこして「銀鏡反応」を体験。
小学3年生以上が対象のこのテーマ。3年生になったら体験できる!と待ち焦がれていたお子さんもいらっしゃったとか。

根本研究室の「化石の模型をつくってみよう」

型枠に石膏を流し,三葉虫の化石の模型を作ります。初めて扱う石膏に戸惑いながらも最後は自分の好きな色を模型に塗って仕上げていました。

成田研究室の「おもしろ電子工作AMラジオをつくろう」

はんだごてを使って電子部品をひとつひとつ付けていき,AMラジオを組み立てていきます。早い人では一時間くらいで組み立ててしまいます!
出来上がったAMラジオはお家でも使っているかな?

任研究室の「色素増感太陽電池」をつくろう

大学生のお兄さん達の説明を神妙な面持ちで聞いています。
アルミホイルなど簡単な道具を使って,これから太陽電池を自分で作り上げてきます。
参加した子どもたちの中から将来エネルギー問題を解決してくれる大博士が誕生するかも…。

稲村研究室の「滞空時間を競う」
今年初めて登場したこのテーマ。
紙とクリップで作った落下物が,どれだけ長い間空間にとどまっていられるかを競いました。
時間だけでなく,落ちる位置も重要。決められた枠の中に落ちるように,形を工夫したり,クリップで重しを作ってみたり…。誰が一番になるのか,付き添いのお父さんお母さんたちもどきどきしていました。

※「滞空時間を競う」の様子は下記URLでも紹介しています。(稲村隆夫研究室HP)
http://www.mech.hirosaki-u.ac.jp/~tina/labHP/

そのほか、「楽しい科学」「サイエンスへの招待」では,
鳥飼研究室の「渦輪DE的当て」は,教室を飛び出して屋外でデモンストレーション。段ボールから放出されるスモーク爆弾(?)にお子さんたちは大興奮。

高橋(龍一)研究室の「ブラックホールと一緒に写真を撮ろう!」では,
デジカメで撮った写真をパソコンで取り込むと……まるでブラックホールに自分がいるような写真が出来ました! 皆さん記念に持ち帰っていましたよ。

笹川・藤﨑研究室の「3Dをパソコンに取り込む仕組み」

不思議なことに,人間の動きに合わせて,パソコンの画面のキャラクターが動き出す!
学生さんが説明しながらやってみせてくれました。

岩谷研究室の「飛行ロボット(ドローン)を操縦してみよう」

今話題の『ドローン』が操作できるとあって,順番待ちができていました。
お客さんの中には受付で「ドローンはどこですか?」とご指名でやってくる人もいました。

毎年小さいお子さん達に人気の知能機械工学科佐川研究室「LEGOロボットを作ろう」と数理科学科の「さわってみよう、かずとかたち」
時間を忘れて没頭しています。

数々の企画やイベントが開催され,紹介しきれませんが,
「楽しい科学・サイエンスへの招待」は,先生方や学生さん方の日頃の勉強・研究の成果を,わかりやすく・楽しく紹介した一日でした。

来年もまた趣向を凝らした企画でお客様をお迎えしたいと思います。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

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