数物科学科

コースの特徴

数理科学コース

数学の基礎理論を体系的に学ぶとともに,自然系や社会系の応用を視野に入れた数理モデル解析の演習科目等に取り組みます。

物質宇宙物理学コース

機能性新材料分野と宇宙物理学分野を中心に,基礎的な自然法則に対する興味を喚起し,その応用展開への道筋の理解を進めるための教育を行います。

応用計算科学コース

数学,物理学,情報科学の基礎を学び,それらを社会現象のモデルに当てはめ,複雑な問題を解決するための能力の修得を目指します。

地球の回転楕円面を平面に写す
卒業研究のテーマです

数理科学科4年(平成29年度)
今 芳樹さん
[青森県立青森南高校出身]

 3年次のゼミで曲がった空間を扱ったのがきっかけで,この曲がった空間を平面上に表す地図投影法に取り組み,卒業研究のテーマとして進めているところです。 地球を回転楕円面として見ることにより球面として見る場合に比べ正確な地図を作ることができます。 この曲面の上の最短経路である測地線や地図投影法の理論には難しい定理や計算がたくさんあります。 定理の証明がきれいにまとまることや,視点を変えることでいくつも別の証明があることに気付くなど研究にやりがいを感じます。

教員からのアドバイス

発見されていない
未知の法則や現象へチャレンジ!

中里 博教授

 本学科では新材料の開発や統計学を医療や健康促進に応用するなど社会貢献に結びつく多くのことを学べます。 そのためにも基礎理論は大切です。本質を知り何故そうなるのか興味を持つことが探求の動機となります。 この学科で培われる基本的能力として計画の立案や討議における合理的な論理展開ができることがあげられます。 より専門的な能力としては,物質に関する理論を使えることや空間における位置関係を表示することなどが例として挙げられます。 自然法則を実験により確認することやパソコンを使って定理の意味がわかることなど「対象に触れる」ことがたくさんあります。 まだ発見されていない法則や現象があなたに出会うことを待っています。

取得できる資格・免許

中学校教諭一種免許状(数学・理科)
高等学校教諭一種免許状(数学・理科)

主な専門科目

代数学ベクトル解析微分方程式解析学幾何学力学電磁気学量子力学熱力学統計力学物理数学固体物理学半導体物理学相対性理論宇宙物理学計算科学基礎演習応用数理演習実解析演習離散数学解析力学X線解析学量子機能創成論結晶材料制御学計算機演習経済学入門最適化理論数理経済学ゲーム理論

教職員紹介

氏名役職専門研究内容
榊 真教授幾何学曲線・曲面の微分幾何学について変分法と非線形偏微分方程式の視点から研究
丹原 大介教授代数学代数方程式の解法の追求から群の理論が生まれた
群,環などの代数構造や群の一般化について研究
津田谷 公利教授解析学相対論的量子力学やゲージ理論に現れる非線型波動方程式の解の存在性等を関数解析的手法で研究
中里 博教授関数解析学・線形代数学行列や作用素を,数域という図形に基づき研究
研究のキーワードは行列解析・行列の数域
守 真太郎教授統計学・確率モデル社会・経済現象の数理と多数のヒトの持つ情報をうまく集約する仕組みを確率モデルを使って研究
金 正道准教授計画数学計画数学は社会の様々な問題を解決するための数学
そのための手法と数学理論の構築・応用を研究
立谷 洋平准教授整数論数論的に重要な解析関数の特殊値について研究
代数的・解析的手法の両面から数論的性質の解明をめざす
永瀬 範明准教授解析学(近似理論)関数をウェーブレット基底によって展開
現れる小さな波の一部を使い元の関数を近似するのが目標
別宮 耕一准教授代数的組合せ論情報理論で扱われる誤り訂正符号の構造を中心に未知の組合せ構造を発見し解明することをめざす
江居 宏美助教エルゴード理論(力学系)様々な写像(特に文字の置換規則)で決まる離散力学系とフラクタル図形によるタイル張りを研究
浅田 秀樹教授理論宇宙物理学宇宙における新しい物質やエネルギーの探究にも繋がる宇宙の物理現象について主に研究
御領 潤教授凝縮系理論物理学ゲージ場の理論やトポロジーの手法などを用いた凝縮系物理学の理論的研究
藤川 安仁教授表面・ナノ科学グラフェンなど次世代ナノ電子材料の研究を高分解能顕微鏡を駆使して原子レベルの世界で進める
宮永 崇史教授構造物性学半導体・磁性体・超伝導体など対象を選ばない
放射光を用いた構造・電子状態解析法に取り組む
渡辺 孝夫教授固体物理学超伝導はある温度(Tc)以下で電気抵抗がゼロになる現象
Tc 向上のため超伝導のしくみを研究
小豆畑 敬准教授光物性物理学ワイドキャップ半導体の光学特性およびその応用デバイスの研究
遠田 義晴准教授半導体物理学半導体デバイスの高機能化と新素材開発をめざし固体表面や界面で生ずる原子レベルの物理化学反応を研究
鈴木 裕史准教授ナノ物理学電子線リソグラフィーを用いたナノ粒子配列やゼオライト細孔を利用したナノ粒子等の光学的性質の研究
高橋 信介准教授宇宙線物理学高エネルギー宇宙線を研究
空気シャワーを観測・解析し複雑な確率的現象をシミュレーション
手塚 泰久准教授高エネルギー固体分光学つくば等で実験を行いながらX線発光やX線散乱などを用いて誘電体や機能性物質の電子構造を研究
仙洞田 雄一助教宇宙物理学原始の宇宙に起源を持つブラックホールや重力波など宇宙の成り立ちを理論物理学の手法で研究

専門教育科目,履修モデル,カリキュラムポリシー・ディプロマポリシー

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