物理化学演習 A (20100726)
M: 以下は宮本のコメント
- 08s3001:
- 輻射が紫外線領域に入れば振動数が増加するのはなぜですか. M:
- 08s3002:
- 二原子分子では重なり積分
は p.316 図 9.4 の 2 つの原子が重なっているところですが, HA-O-HB などの三原子分子以上の場合, HA と O と HB 3 つの原子で重なり積分を考えたりするのでしょうか ? M:
- 08s3004:
- 3D の映画はどのような仕組みで映像がとび出して見えるのですか ? M:
- 08s3005:
- 等核二原子分子において,
1s や
1s と書かないで,
1s や
1s というふうに書くのはなぜですか ? M:
- 08s3006:
- AlCl
の空軌道に Cl
が入る反応がありますが, 空の軌道は本当にあるのか. また実際にあるなら, それはどのようになっているのか. M:
- 08s3007:
- 鉄は磁石に引きつけられるが, 水中に磁石を入れると, 水中の鉄イオンが引き寄せられるということはあるのだろうか. また, この操作を, 無重力 (量) で行った場合はどうなのだろうか. M:
- 08s3008:
- 電子は波動関数で表わされるため, 電子が観測される時は波が縮退していると考えるが, 波は広がりを持つのに, 観測される瞬間のみ縮退するというのは, ありえるのでしょうか ? M:
- 08s3009:
- He
は結合次数が 0 なのにわずかでも結合エネルギーがあるのか ? 同様に結合長があるのか ? M:
- 08s3010:
- 結局のところ神はサイコロを振るのか振らないのか (* 量子化学の質問です) 先生はどう考えますか. M:
- 08s3011:
- 図 9.22 での一番上の曲線で, 核間のきょりが解離したとき, 基底状態と励起状態の解離するとかいてありますが, 励起状態同士解離する場合 どのような曲線を描くのですか ? またその核間ポテンシャルエネルギーはどのような値をとり, どのような意味をなすのですか ? M:
- 08s3012:
- エネルギーの低い光子を連続して大量に分子にぶつけても, 分子は基底状態から励起状態にはならないのですか ? 例えば, 1 J のエネルギーを持つ光子 1000 個を, 100 J で励起する分子に一度にぶつけても分子は励起しないのですか ? M:
- 08s3013:
- 励起状態のベンゼンの構造は基底状態のときのものと比べてどのような変化をするのでしょうか. 各原子間の反発が強くなり, 環がひとまわり大きくなったりするのでしょうか. M:
- 08s3014:
- 分子軌道法によって炭素の二原子分子が存在するかどうか予測することができるが, この方法以外の方法で予測はできないのか. できるとしたらどんな方法があるか. M:
- 08s3015:
- 常磁性, 反磁性分子は不対電子をもつかどうかでも分けられますが, この電子の何が要因で磁気的性質に差が出るのですか ? M:
- 08s3016:
- 0.001 K 付近のヘリウムの気体中に He
を分光的方法で検出したらしいのですが, どのような分光的方法で検出したのですか. また He
の結合エネルギーも求められていますが, どのような方法で求めたのですか. M:
- 08s3017:
- 「結合の性質」とは 特にどのような性質のことを差し[ママ]ますか ? M:
- 08s3018:
- He
の結合エネルギーは
結合
kJ mol
であるが, より進んだ分子軌道によると
結合
kJ mol
となるとあります. この違いは, 計算のどの部分によるものなのでしょうか. M:
- 08s3019:
- 共役等によって電子の移動が長くなると吸収波長が長くなるのは, なぜですか ? M:
- 08s3020:
- 電気が流れると磁場が発生するが, 金属などの金属結合は自由電子が結合に関係しているので, そこに磁場は生まれるのか. M:
- 08s3021:
- 8.5 節では, 波動関数の空間部分とスピン部分が独立だと仮定していますが, この仮定が正しいことを確かめるためには, どのような検証をすれば良いですか. M:
- 08s3022:
- 6.23 のような変数が 2 つ以上あるような微分方程式は どのようにして解いていくのか ? M:
- 08s3023:
- 原子の中にはある一定量集めると爆発するようなものもあるようですが, どのような原理で爆発するのか. M:
- 08s3024:
- エネルギー図などで, 電子配置を [横棒に上下の矢印の図は略] のようにあらわしますが, どうしてこのように表示するようになったのですか. M:
- 08s3026:
- 分子構造などを知るためにスペクトル解析がありますが, スペクトルの高感度検出を目指す際, 重要なことはなんでしょう ? M:
- 08s3027:
- X 線や
線などの放射線のスペクトルを測定する方法としてどのようなものがあるのだろうか. M:
- 08s3028:
- 重なり積分は解析的に求められるとあるが どのようにして求めるのか. M:
- 08s3029:
- 1 つ 1 つの電子は反応などで変化 (形, 重量, 電荷など) することはないのですか ? M:
- 08s3030:
- 粒子の波動性をなくす方法はあるか ? M:
- 08s3031:
- p.277 に「励起状態のエネルギーの上限のもっと良い値を得る方法がある」とありますが, それはどのような方法でしょうか ? M:
- 08s3032:
- Be の等核二原子分子の結合次数が 0 と公式により確かめられ, 確かに結合エネルギーは他の二原子分子と比べとても小さいと言えるが, 結合長は Li
よりも短いです. 結合エネルギーと結合長は相関関係にあるのだろうか. M:
- 08s3033:
- なぜ一般の分子は直接光照射で励起三重項状態を作り出すことはできないのですか. またどのような分子で励起三重項状態を作り出すことができますか. M:
- 08s3034:
- 「原子は陽子, 中性子, 電子からなる」とよく耳にしますが, この表現の中に, 原子殻という存在はでてきません. 原子殻とは一体何でできているのですか ? M:
- 08s3035:
- 分子の熱運動により, 系内の温度が上がるのか. 系内の温度を上げると熱運動が活発になるのか. どちらなのでしょう. M:
- 08s3036:
- 結合次数が 0 となることから He
は存在しないはずと予想されますが, 実際には He
は検出されているようです. では結合次数の考えは正しいと言えるのですか ? M:
- 08s3037:
- 通常の光の放射には発熱を伴うが, 蛍光の放射には発熱を伴わないのはなぜか. M:
- 08s3038:
- 表 9.2 を見ると, C
と O
は共に結合次数 2 で, 結合長はそれぞれ 124 pm, 121 pm となっているが, 3 pm の違いで 100 kJ mol
も結合エネルギーの違いができるのはなぜか. M:
- 08s3039:
や
の「
」「
」は何ですか ? M:
- 08s3040:
- 励起状態をもたない分子は存在するのですか ? もしあるとしたら, その分子が励起状態をもたないということはどのようにしてわかったのですか ? M:
- 08s3041:
- スピン-軌道相互作用についての説明の一部をそのまま使うと, スピン-スピン相互作用は, 電子スピンに付随した磁気モーメント同士の相互作用. 軌道-軌道相互作用は, 電子自身の軌道運動によって発生する電流が作る磁場同士の相互作用として良いでしょうか. 何か違うところがあったら, 指摘をお願いします. また, スピン-スピン相互作用と軌道-軌道相互作用がスピン-軌道相互作用に比べて数値としては小さいのはどのような理由によるものでしょうか. M:
- 08s3042:
- ヒュッケルの分子軌道法ではヘテロ原子に対し, クーロン積分, および共鳴積分に対し, 補正用の数値が与えられているが, これはどのように導き出したものなのか ? M:
- 08s3043:
- 結合次数が 3 以上の分子は存在しないのですか ? M:
- 08s3044:
- 分子軌道法によって得られることには何がありますか. M:
- 08s3045:
- 原子吸光測定において, ゼーマン効果を利用して, 磁場に平行な偏光では測定元素の吸収とバックグラウンド吸収が測定され, 磁場に垂直な偏光ではバックグラウンド吸収のみが測定されます. なぜ磁場に垂直な偏光では測定元素の吸収が測定できないのでしょうか ? M:
- 08s3046:
- 以前, ノーベル賞でも話題になった素粒子ですが, 今後, その素粒子よりも「素」なものを見つけられるのでしょうか ? M:
- 08s3048:
- 結合次数が大きいと結合エネルギーが大きくなると教科書には書いてあるが, 例外はないのか ? M:
- 08s3049:
- ヒュッケル分子軌道法以外に分子軌道法はどのようなものがありますか ? M:
- 07s3001:
- p.361 で H
での ``化学結合の存在は交換積分によってもたらされている'' とあるが, 具体的にどんな結合をしているのですか ? M:
- 07s3002:
- 様々な近似を用いて解を求めますが, ボルン-オッペンハイマー近似で求めた解は厳密に解いたことになるのですか. M:
- 07s3004:
- 分子の形で, たとえば AH
は直線で H
O は折れ曲がっているのは どのような違いによって生じるのですか ? M:
- 07s3005:
- H
はどのようなところに使われているのですか. M:
- 07s3007:
- この講義では, 毎回問題が 4 問ですが, ほとんどの講義内で全ての問題を解くことができなかったのですが, すべて時間内に終えるような問題を選んでいたんですか. M:
- 07s3009:
- 古典力学と量子力学において, 電子の捉え方の違いはどのようなものでしょうか. M:
- 07s3010:
- He
の結合次数は 0 とされ, さらに非常に弱い結合が検出されたとあるが, そのような弱い結合になにか意味はあるのか. M:
- 07s3012:
- (
1s), (
1s) の u と g はどういう意味ですか. M:
- 07s3013:
- 結合性
オービタルがゲラーデ対称, 反結合性
オービタルがウンゲラーデ対称なのに対し, 結合性
オービタルがウンゲラーデ対称, 反結合性
オービタルがゲラーデ対称になるのはなぜですか ? M:
- 07s3014:
- 同じ電子配置のもので複数の項記号をもつ場合, それらの違いはどういう時に影響がありますか. M:
- 07s3015:
- 9.3 節の波動関数
が
と表記されていますが, 何故
ではなく『;』を用いたのでしょうか. M:
- 07s3016:
- 分子軌道法を異核の三分子以上には適用できないのか. M:
- 07s3017:
- 電子配置を考える際 結合しているにもかかわらず K 殻と表記するのはなぜですか ? M:
- 07s3019:
- ハイゼンベルクの不確定性原理が成立する条件とはなんですか ? この不確定性原理は常に成立しているんですか ? M:
- 07s3021:
- 結合の数が多くなる程 結合長が短くなるのは何故ですか. M:
- 07s3024:
- He
の結合次数は 0 とされ, さらに非常に弱い結合が検出されたとありますが, どれくらい弱い結合ですか. M:
- 07s3027:
- Text p.361, 3 行目に ``交換積分の項に古典的に対応するものがないので'' とあるが, どうしてか. M:
- 07s3030:
- p.371 で He
の結合次数は 0 となるので, そのような分子は存在しないはずであるとあるが 存在しないものを考える必要はあるか. M:
- 07s3031:
- 表 9.5 をみると Li
の結合長の計算値と実験値の差が他の分子よりも明らかに大きい. これはなぜか ? M:
- 07s3032:
-
d
から d
へ置き換える際, 積分範囲が 0 から
になるのは なぜですか ? M:
- 07s3033:
- MRI をでラジオを聞くことは可能だと思いますか ? M:
- 07s3035:
- p.369〜370 で結合性
オービタルはゲラーデ対称で, 結合性
オービタルはウンゲラーデ対称と逆になるのでしょうか. M:
- 07s3038:
- ボルン-オッペンハイマー近似では核の運動を無視しますが, 核の運動は無視してもさほど影響はないのでしょうか. M:
- 07s3039:
- 分子の分析は近似が無ければ不可能 ? M:
- 07s3041:
- NMR 分光計は 1 台いくらですか ? M:
- 07s3042:
- 問 6.43 磁気双極子
とあるが磁気双極子モーメント
ではないのか ? M:
- 07s3043:
- 物質の純度が融点の温度幅の狭さから議論できるのはなぜですか. M:
- 07s3044:
- B
や O
は常磁性をもつが常磁性をもつ分子は, 磁石のようなものに引きつけられたり反発するのか. M:
- 07s3047:
- p.362 より電子密度には切れ目がある. とありますが イメージがわきません. 電子って原子核から無限の距離をとりうるのではないのですか ? M:
- 06s3003:
- なぜ不対電子をもつと常磁性で, 不対電子がないと反磁性なのか ? M:
- 06s3004:
- [白紙]
M: 提出物が要件を満足していません
- 06s3008:
- 物理化学を学ぶ上で, 心がけることはありますか ? M:
- 05s2059:
- 電子が非局在化することでエネルギーが安定化するのはなぜでしょうか. M:
Ryo MIYAMOTO, 2010-07-26