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ドームふじ基地に到着しました(博士前期課程2年 大谷 昂さん,第63次南極地域観測隊同行者)

*前回の記事「第63次南極地域観測隊同行者として南極へ向かっています」はこちら

 

 第63次南極地域観測隊同行者の大谷 昂さん(博士前期課程2年,堀内研究室)が,1月5日に南極大陸内陸部のドームふじ基地(南緯77度19分,東経39度42分)に到着しました。ドームふじ基地では過去に3000mを超える長さのアイスコアが掘削されており,宇宙線生成核種の分析により,宇宙線や太陽地磁気変動史の解明が試みられています。今回,大谷さんは夏隊同行者として,宇宙線生成核種の時空間分析を行うための雪試料採取と観測を行っています。

 

 

*観測隊の活動は,国立極地研究所のウェブサイトからご覧いただけます。
https://www.nipr.ac.jp/antarctic/

 

↑ドームふじ基地到着翌日に自動降雪採取装置を設置した様子
(国立極地研究所提供)

 

*本活動は,科学研究費補助金基盤(A)「高解像度マルチアーカイブ分析による太陽地磁気変動史と宇宙線イベントの解明(19H00706)」(代表:弘前大学・堀内一穂)と同基盤(S)「過去1万年間の太陽活動(20H05643)」(代表:名古屋大学・三宅芙沙)の支援を受けています。

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